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2021.04.22

ビタミンDが免疫を調整する?ビタミンDのはたらきや免疫との関係性について解説!

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疑問

ビタミンDが免疫と関係あるって話を聞いたんですけど、本当ですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!ビタミンDには、免疫の調節作用をするはたらきがあります。

納得

そうなんですね!ビタミンDについて、もっと詳しく教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!今回はビタミンDや、ビタミンDと免疫の関係性について解説していきますね!

目次
ビタミンDと免疫の関係
ビタミンDで得られる嬉しい効果
ビタミンDを摂取する方法
ビタミンDを摂取するのに効果的な食べ物4選!
まとめ

ビタミンDと免疫の関係

ビタミンDと免疫の関係

ビタミンDは、魚やきのこなどに含まれ、カルシウムや骨の成長に必要な栄養素として欠かせません。
このビタミンDは、食料品などからのカルシウムの吸収をサポートして強い骨を維持します。
加えて、ビタミンDは強い骨を維持する以外にも、筋肉を動かしたり、免疫機能が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンDには、細菌やウイルスを殺すカテリジンというたんぱく質を作らせるはたらきがあります。
また、抗菌作用のある物質を皮膚状に作らせ、身体のバリア機能を高めることも明らかになっています。
さらに最近になって、ビタミンDが心や精神のバランスを整える脳内物質セロトニンを調整することが発見され、うつなどにも効果的であることが報告されています。
これらのことから、ビタミンDは免疫力を上げる上でとても大切な役割をします。

納得

なるほど!ビタミンDには、強い骨を維持したり、免疫力を高めるなどの嬉しい効果があるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!それでは、具体的にどんな効果があるのかをさらに詳しく説明していきますね!

ビタミンDで得られる嬉しい効果

効果

ビタミンDは、強い骨の維持や、外から侵入してくる細菌やウイルスを攻撃する役割を持つ、身体に必要な栄養素です。
ビタミンDには、それ以外にも嬉しい効果があります。

がんの予防

がんの予防

ビタミンDによってがんの発生が抑えられる可能性があります。
ある研究でマウスにビタミンDを与えると、首から上を指す頭頚部のがんが約80%抑えられるという結果が得られたのです。
同様に、頭頚部以外でも乳がんや前立腺がんといったがんに対して効果がありました。
逆に、ビタミンDの血中濃度が低いと大腸がん、前立腺がん、乳がんの発症が30~50%高くなることも明らかになりました。
この研究からビタミンDを摂取することで、がんの予防効果に期待ができるといえます。
がん予防に効果的な食べ物やがんと免疫については、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

花粉症の症状緩和

花粉症の症状緩和

花粉症が発症してしまう原因の1つに腸内環境が影響しているといわれています。
なぜなら、腸内環境が悪化し腸の粘膜細胞同士の結びつきが弱くなってしまうと、口から入った花粉が腸から体内に侵入しやすくなり、花粉症を引き起こすことにつながるからです。
また、花粉症を発症してしまう原因は腸内環境以外に免疫のバランスが崩れることも可能性としてあげられます。
ビタミンDには、緩んだ腸粘膜の結びつきを強くするはたらきや免疫のバランスを整える効果があるといわれています。
つまり、ビタミンDを摂取することで花粉症の症状緩和に期待ができるということです。
花粉症とビタミンDについてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防

ビタミンDは、季節性のインフルエンザを予防する効果があることが研究でわかっています。
さらにビタミンDには、腸内環境の改善や免疫のバランスを整えるはたらきがあると、先ほど説明しました。
この2つのはたらきは花粉症の改善以外に、外部から侵入する有害物質に抵抗し身体を健康な状態に保つ効果があります。

納得

なるほど!ビタミンDが、身体に良い効果をもたらすということがよくわかりました。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!続いて、ビタミンDを摂取する方法について説明していきますね!

ビタミンDを摂取する方法

ビタミンを摂取する方法

ビタミンDは、私たちの身体に免疫力の調整などの嬉しい効果をもたらしてくれます。
それでは、ビタミンDはどうしたら摂取できるのでしょうか。
ビタミンDを摂取する2つの方法について説明していきます。

日光を浴びて摂取する方法

日光から

日光を浴びてビタミンDを摂取する場合には、紫外線の力が大切になります。
日中紫外線を浴びることによって、体内でビタミンDが作り出されます。
しかし、ビタミンDを摂取するのに必要な紫外線は、服やガラスを貫通することができません。
なので、いつも室内で過ごしていたり、外出する時に必ず日焼け止めを塗る人は、ビタミンD不足になってしまっている可能性が高いです。
さらに、紫外線を浴びる機会が少なくなってしまう冬場は、ビタミンDが減少してしまいます。
そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかったり、アトピー性皮膚炎が悪化してしまう場合があります。
最低、1日に30分から1時間は日光を浴びるようにしてみましょう。

食べ物から摂取する方法

食べ物から摂取する方法

ビタミンDがもともと含まれている食品はとても少ないです。
食品の中でも鮭などの脂肪性の魚は、ビタミンDを多く含むことで有名です。
きのこ類などにもビタミンDが含まれています。
しかし、天然の食べ物だけで十分な量のビタミンDを摂取することはむずかしいので、サプリメントなどを検討してみると良いかもしれません。
ただし、ビタミンなどの栄養素は、身体に良い影響を与える栄養素ですが、過剰摂取すると有害作用が生じる可能性があります。
通常の食生活では栄養素を過剰摂取する心配はありませんが、サプリメントは栄養素が凝縮されているため、用法容量を守るように注意しましょう。

納得

なるほど!日光を浴びることによってビタミンDを取り入れることができるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!他にも、ビタミンDは食べ物からも摂取することができます!

ビタミンDを摂取するのに効果的な食べ物4選!

食べ物

ビタミンDを摂取することで、免疫力の調整や強い骨を維持するなどの身体に嬉しい効果があります。
ビタミンDは、どのような食べ物から摂取することが可能なのでしょうか。
ビタミンDを摂取するのに効果的な食べ物4選を紹介していきます。

ユーグレナ

ユーグレナ

ユーグレナには、59種類の栄養素が含まれており、そこにはもちろんビタミンDも含まれています。
ビタミンD不足によって引き起こされる可能性のある骨密度の低下抑制に効果的であるということが研究レポートによって確認されました。
さらに、ユーグレナに含まれている食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げるために非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力アップにつながるといわれています。
そして、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維は野菜や穀類、豆類などに多く含まれていますが、その中でもユーグレナが特におすすめです。
ユーグレナには特有成分であり食物繊維の一種でもあるパラミロンが多く含まれています。
パラミロンを継続的に摂取することで免疫のバランスを調整してくれる可能性があるということが研究により明らかになりました。
以下の記事で研究内容について紹介していますので、ぜひご覧ください。

きのこ

きのこ

きのこの中でも、特に多くビタミンDを含んでいるのはきくらげ、まいたけ、エリンギなどです。
さらに、きのこに含まれているβ-グルカンは免疫力に関わりのあるNK(ナチュラルキラー)細胞や白血球のはたらきを活性化させます。
そのため、風邪の予防をはじめ、がんを抑制する効果も期待できます。
また、β-グルカンには腸内環境を整えるはたらきもありますので、便秘で悩んでいるという人にも改善の効果が期待できるでしょう。
日光だけでは不足しがちなビタミンDを、きのこを食べて取り入れていきましょう。
きのこについては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

鮭

魚には、他の食材に比べてビタミンDが豊富に含まれています。
魚類の中でも、特にビタミンDを摂取するのに効果的なのは、鮭やしらす干しなどです。
ビタミンDは、小腸や腎臓でカルシウムやリンの吸収を促すはたらきをするので、筋力の素となるビタミンAを吸収しやすくします。
魚に含まれている動物性たんぱく質には、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
特に鮭は、高たんぱく質の低脂質でビタミンDの含まれている量がとても多いです。
さらに、鮭の身は赤いですが、白身魚の仲間で、その中でもたんぱく質の含有量はトップクラスです。
冬場には、日光で作られるビタミンDが不足しがちなので、魚をたくさん食べてビタミンDを補いましょう。

卵

卵からもビタミンDを摂取することは可能です。
卵にはビタミンDの他にたんぱく質やビタミンAなどの栄養素が含まれています。
ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康に保つはたらきがあり、粘膜には外敵から身体を守るために粘膜免疫という機能があります。
粘膜免疫はウイルスなどを身体に入り込まないようにするはたらきがあり、目や皮膚の粘膜が健康に保たれていないと、粘膜免疫のはたらきが弱まり免疫力が低下してしまうのです。
ビタミンAを摂取すると免疫力を保てるので、健康な身体をつくることが期待できます。
卵については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

納得

なるほど!これらの食べ物を食べるのが良いんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!これらの食べ物を食べて、ビタミンDを取り入れてみてください。

まとめ

まとめ

ビタミンDは、強い骨を作ったり、免疫を調整する効果があるということがわかりました。
これ以外にも、ビタミンDにはインフルエンザの感染症予防やがん予防の効果に期待ができるという報告が出てきています。
なので、ビタミンDを摂取して健康な体づくりを心がけましょう。

納得

今日はビタミンDと免疫について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、ビタミンDを摂取するためにもきのこなどの食べ物を食べてみてください。

納得

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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