花粉症の症状を軽くする食べ物は?良い食べ物4選と悪い食べ物3選を紹介!

花粉症に悩んでいて...何か花粉症の症状を軽くする食べ物ってあるんですか?
ユーグレナ 中島
例えばヨーグルトがおすすめですよ!ヨーグルトに含まれる乳酸菌が花粉症に効果的なんです!
なるほど!他には何かありますか?教えてください!
ユーグレナ 中島
はい!では今回は花粉症の症状を軽くする食べ物について解説していきます!
花粉症の対策に効果的な食べ物4選!
毎年春先には花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
そんな花粉症の症状を軽くしてくれるなどの効果が期待できる食べ物があります。
そこで、花粉症に効く食べ物を3つ紹介します。
ヨーグルト
そもそも花粉症はアレルギー反応の一種で、花粉に対して免疫機能が異常に反応していることが原因で起こります。
そのため、免疫機能が正常にはたらくことで、花粉症の症状を抑えることができます。
ヨーグルトには善玉菌のひとつである乳酸菌がとても多く含まれています。
その乳酸菌は悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えるはたらきがあります。
実は免疫機能を司る免疫細胞の60%は腸に存在するといわれています。
そのため、腸内環境を整えることで、免疫機能が正常にはたらき、花粉症の症状を抑えることに期待ができるのです。
ヨーグルト以外にもチーズ、味噌、キムチなどの発酵食品に乳酸菌が多く含まれているのでおすすめです。
ヨーグルトに関しては以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
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レンコン
レンコンには食物繊維が多く含まれています。
この食物繊維にも腸内環境を整えるはたらきがあります。
また、食物繊維は先ほど紹介した善玉菌のえさになるため、さらに腸内環境を整える効果に期待ができます。
さらにレンコンにはポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールの抗酸化作用は花粉症をはじめとするアレルギーにいい影響があるといわれているのです。
レンコンに関しては以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
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チョコレート
チョコレートに含まれるポリフェノールの一種であるカカオポリフェノールにもアレルギーを抑える効果に期待ができます。
また、チョコレートを食べた人の血液を調べたところ、アレルギーに関わるリンパ球のはたらきが抑えられることもわかっています。
そのため、チョコレートを食べることで、花粉症の症状を軽くする効果に期待ができるのです。
ユーグレナ
ユーグレナとはワカメや昆布などと同じ藻の一種です。
ユーグレナにはさまざまな栄養素が含まれていていますが、その中でも食物繊維は腸内環境を整える作用や、善玉菌のエサになり、善玉菌を増やすはたらきがあるので花粉症対策に有効な成分といわれています。
また、ユーグレナ社の研究でユーグレナの摂取がスギ花粉症の症状を軽くする可能性があるとわかっています。
そのため、スギ花粉症の方には特にユーグレナの摂取がおすすめです。
ユーグレナ社の研究についてさらに詳しくは以下をご覧ください。
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ヨーグルトやユーグレナが花粉症の症状を軽くできるかもしれないんですね!
ユーグレナ 中島
はい!ただし、花粉症の症状を悪化させてしまう可能性のある食べ物もありますので紹介します!
花粉症の対策で避けるべき食べ物3選!
上では花粉症の症状を軽くする効果に期待ができる食べ物を紹介しました。
しかし、花粉症の症状を悪化させてしまう可能性がある食べ物もあります。
どんな食べ物が花粉症を悪化させてしまう可能性があるのか、紹介します。
トマト
スギ花粉症の方の場合、トマトを食べると花粉症の症状が悪化する場合があります。
具体的には口腔アレルギー症候群といって、唇が腫れたり、口の中がヒリヒリとすることがあります。
そのため、スギ花粉症の方はトマトを避けるようにしましょう。
ただし、アレルギーを引き起こす原因となるタンパク質は熱に弱い性質があるので、加熱をしたトマトであれば、症状が悪化しない可能性があります。
メロン・スイカ
カモガヤやイネなどのイネ科花粉症の方は、メロンやスイカを食べると花粉症の症状が悪化する場合があります。
これは先ほどのトマトと同様に口腔アレルギー症候群で、口の中がヒリヒリすることがあります。
そのため、イネ科花粉症の方はメロンやスイカを避けるようにしましょう。
また、逆にメロンやスイカを食べた際に口の中がヒリヒリするなどの違和感を感じた方は、イネ科花粉症の可能性があります。
イネ科花粉症かどうか気になる方は病院で調べてもらいましょう。
ジャンクフード
脂っこいものに多く含まれる脂質、肉や魚に多く含まれる動物性タンパク質、バターなどに多く含まれるトランス脂肪酸は花粉症の症状を悪化させる可能性があります。
そのため、これらを多く含む揚げ物やスナック菓子、ハンバーガーなどのジャンクフードは注意が必要です。
適度に食べる分には問題ありませんが、食べすぎないようにしましょう。
トマトが花粉症を悪化させるとは意外でした...
ユーグレナ 中島
そうですね。スギ花粉症の方は気をつけるようにしましょう!
食べ物以外の花粉症対策
食べ物で花粉症の症状を軽くできることについて解説をしました。
また、食べ物以外でも花粉症の対策をすることができます。
何が花粉症の対策になるのか紹介します。
質の良い睡眠
睡眠不足は、免疫力やホルモンのバランスを崩しやすくなり、花粉症の症状を悪化させる原因になる可能性があります。
花粉症の症状が出始めると鼻が詰まったりくしゃみが出るので寝つきが悪くなり、さらに睡眠不足になるという悪循環に陥ってしまいます。
普段から質の良い睡眠がとれる環境をつくることで、花粉症の対策につながります。
睡眠に関しては以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
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禁煙
たばこの煙は、鼻の粘膜を直接刺激するので、鼻づまりなどの花粉症の症状を悪化させる原因になってしまいます。
また、たばこを吸わない人も近くにたばこを吸っている人がいるとその煙の影響で鼻の粘膜が刺激を受けます。
さらに、たばこの煙以外にも排気ガスやpm2.5も刺激の原因になるので、外出の際にはマスクをつけ、部屋の中では空気清浄機を使うことをおすすめします。
ストレス発散
ストレスを溜めすぎると、自律神経や免疫のバランスを崩してしまいます。
ストレスを溜めすぎたせいで自律神経のバランスが崩れると、睡眠不足につながってしまい、花粉症を悪化させてしまいます。
また、免疫のバランスが崩れると、わずかな花粉に過剰に反応してしまい、花粉症を発症しやすくなります。
日頃から、趣味や運動でストレスを発散することで、花粉症を悪化させないことにつながるのです。
睡眠を十分にとったり、ストレス発散するようにします!
ユーグレナ 中島
はい!睡眠やタバコ、ストレスに気をつけていきましょう!
まとめ
花粉症は辛いですが、特定の食べ物を食べることで症状を軽くする効果に期待ができます。
今回紹介したヨーグルトやユーグレナ、チョコレートを意識して食べてみるようにしましょう。
逆に、トマトやジャンクフードは花粉症の症状を悪化させてしまう可能性があるので、避けるようにしましょう。
また、食べ物以外でも睡眠やタバコ、ストレスに気をつけて花粉症の対策をすることができます。
日頃の食生活に気をつけてできるだけ花粉症の症状を軽くしていきましょう。
今日は花粉症に効果的な食べ物について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 中島
いえいえ、花粉症で悩んでいるならぜひ今回紹介した食べ物を食べてみてください。
はい、ありがとうございます!
監修:中島 綾香
(研究開発部 機能性研究課 課長)
当社ヘルスケアの要であるユーグレナを食品や飲料として体内に取り入れたときの働きや化粧品として活用した際の効果を検証する機能性研究に従事。
体の機能にも精通し、各種学会や論文でのユーグレナに関する研究成果の発表多数。
研究のかたわら事業構想修士を取得し、研究成果を健康行動変容や事業につなげるべく幅広い活動に携わっている。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究員。