ユーグレナおよびパラミロンが免疫細胞や神経細胞に作用することを示す研究結果を確認しました。
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ユーグレナおよびパラミロンの腸管における影響をリアルタイムで観察しました。ユーグレナおよびパラミロンをマウスの腹腔内に投与すると、小腸のパイエル板に局在する免疫細胞である樹状細胞の活性化が確認されました。ユーグレナよりもパラミロンで強く活性化が確認されたことから、ユーグレナに含まれるパラミロンが主要な関与成分として免疫細胞に作用することが示唆されました。
腸管の知覚神経細胞をマウスから採取して、ユーグレナを添加し培養すると知覚神経細胞の活性化が確認されました。一方で、パラミロンを添加したときには、知覚神経細胞は活性化しませんでした。このことから、ユーグレナに含まれるパラミロン以外の成分が腸管の知覚神経細胞に作用することが示唆されました(下図)。
出典:日本農芸化学会2020年度大会
2020.3.30 株式会社ユーグレナよりニュースリリース