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ユーグレナに副作用ってあるの?原因と対策、効果について解説!

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疑問

ユーグレナが健康に良いって話を聞いたんですけど、副作用の心配はないんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

ユーグレナは厳しい試験を合格して商品化されています!これまでに、副作用の事例は報告されていません。ですが、まれにお腹が張るなどの症状があらわれてしまう場合もあります。

納得

そうなんですね、どうしてそのようなことが起こるんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!それでは、このような症状がなぜ起きてしまうのか説明していきます。

ユーグレナの副作用

副作用

これまでに、ユーグレナによる副作用の事例は報告されていません。
厳しい試験を乗り越えて、自然の健康食品素材としてのユーグレナの安全性が確認されています。
豊富な栄養素を含み、ダイエット効果やヘアケアの効果が期待されているユーグレナですが、逆に副作用などの心配はないのか不安に感じる人もいるでしょう。
ユーグレナは商品化するまでに厳しい安全試験をくぐり抜けているため、安全性が高い商品とされていますが、身体の具合などが原因で不調を感じてしまう場合があります。

ユーグレナの副作用が起こってしまう原因

副作用の原因

ユーグレナは、厳しい試験に合格し、自然の健康食品素材として商品化されています。
安全性が高いといえるユーグレナですが、体調によっては下痢などの症状を引き起こしてしまう可能性があります。
ユーグレナの効果をしっかりと得るためには、自分の身体の状態にあわせた摂取がとても大切です。
ですがまれに、身体の状態によって、お腹が張ってしまう場合があります。
胃酸が少なかったり、腸の動きなどが悪い時に、食物繊維や発酵食品を摂取すると、便秘や下痢、お腹が張るといった症状が起こることがあります。
ユーグレナに含まれているパラミロンは食物繊維と似たはたらきをします。
そのため、胃酸が少なかったり、腸の動きなどが悪い時にユーグレナを摂取すると同じような症状が起こると考えられます。

ユーグレナの副作用への対策

副作用の原因

ユーグレナ摂取時に副作用が起こってしまう原因として、摂取のしすぎや腸の動きが悪いなどが考えられます。
また、ユーグレナの摂取量を守っているのに、お腹が張るなどの症状がみられた場合には、少ない量での摂取や一時的に摂取を止めるなどを試してみてください。
体調や体質によってあわない可能性があるため、摂取時は用法容量をしっかり守ることはもちろんですが、自分の体調や状態に合わせて摂取量を変えてみることをおすすめします。
また、ユーグレナは自然の健康食品素材なので、薬との併用も可能です。
薬との併用に関して不安があれば、自己判断をせずに医師に相談するようにしましょう。

納得

ユーグレナは、自分の体調や状態に合わせて摂取した方が良いのですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!それでは続いて、そもそもユーグレナとはなんなのかについて説明しますね!

ユーグレナとは

ユーグレナとは

ユーグレナとは、和名でミドリムシといいます。
ユーグレナとミドリムシは別のものであると考えられがちですが、実は、同じものなのです。
微生物としての歴史が長いユーグレナについて、さらに詳しく説明していきます。

ユーグレナの特徴

ユーグレナの特徴

ユーグレナの特徴として、植物と動物の両方の性質を持ち合わせているという点があげられます。
具体的には、ユーグレナは、植物のように光合成をして栄養分を体内に貯め、動物のように細胞を変形させて動くという性質を持っています。
そんなユーグレナには、人間が生きていくために必要な59種類もの栄養素が含まれています。
ユーグレナの大きさは、髪の毛の太さよりもやや細い約0.05mmなので、姿をはっきりみるためには顕微鏡が必要です。

ユーグレナの歴史

ユーグレナの歴史

ユーグレナは地球誕生後の原始の地球で初めて誕生した生物の一つです。
1660年代にオランダのレーウェンフックによって発見され、ユーグレナと名付けられました。
1970~1990年代にかけて、宇宙開発や医療での研究が進みました。
そして、2005年にユーグレナ社が世界初のユーグレナ屋外大量培養に成功しました。
さらに、2010年よりミドリムシを原料としたバイオ燃料製造の研究が開始されました。
最近では、ユーグレナが免疫力アップなどに貢献してくれることが研究によって示唆され注目が集まっています。
ユーグレナと免疫については、こちらの研究レポートをご覧ください。

納得

ユーグレナには豊富な栄養素が含まれているんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!続いて、ユーグレナに期待できる嬉しい効果を紹介していきますね!

ユーグレナに期待できる嬉しい効果!

嬉しい効果

ユーグレナには、私たち人間が生きていくのに必要な栄養素がバランスよく含まれています。
そんなユーグレナが、具体的にどのように人間に影響するのかについて説明していきます。

ダイエット効果

ダイエット効果

太りやすい人と太りにくい人の違いには、腸内環境が大きく関わっています。
体型を維持し、太りにくい身体になるためには腸内環境を整えることが大切です。
そして腸内環境を整える方法の一つとして、食物繊維を摂取することがあげられます。
食物繊維は直接腸のはたらきを刺激するだけでなく、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサになるので、菌を増やしお腹の調子を整えることができます。
そこでおすすめなのがユーグレナです。
ユーグレナには59種類の栄養素がバランスよく含まれ、食物繊維の一種であるパラミロンというユーグレナ特有の成分もあります。
ですので、ユーグレナを摂取することで食物繊維を摂取し、腸内環境を整え、太りにくい身体に変えていく効果が期待できるのです。

ヘアケア

ヘアケア

ユーグレナはヘアケアの効果にも期待ができます。
健康な髪の毛を育てるには、正しい頭皮ケアや規則正しい生活習慣、そして髪の毛に良い栄養摂取が重要です。
ユーグレナには、たんぱく質の生成を促進させ、強い髪の毛をつくる亜鉛が含まれています。
他にもビタミンやヨウ素といった、育毛に欠かせない栄養素を簡単に摂ることができるのです。
つまり、ユーグレナには、健康な髪の毛をつくるために必要な栄養素が含まれているのでヘアケア効果に期待ができます。
ヘアケアに関するユーグレナの研究内容については以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

便秘改善

便秘改善

ユーグレナは乳酸菌と相性が良く、乳酸菌のはたらきを活発にし、腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。
さらに、ユーグレナは、身体に良い善玉菌の一つ酪酸菌であるフィーカリバクテリウムの増殖を促進して、酪酸菌を増やすことが確認されています。
これにより、ユーグレナがプレバイオティクス(腸内細菌の栄養素となり、腸内細菌の増殖の成分)として作用し、腸内フローラのバランスの調整役を担っているといえるのです。
腸内環境が悪化すると、身体にも影響を与えるといわれているので、腸内フローラを整えることはとても重要です。
また、ユーグレナ独自の成分であるパラミロンは、食物繊維に似たはたらきをするため、便秘の改善にも期待ができます。
研究内容については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

睡眠の質の向上

睡眠の質の向上

ユーグレナを継続的に摂取することで、睡眠が深くなる可能性があることが研究で示唆されています。
この研究では、ユーグレナを摂取するグループと摂取しないグループに分け、摂取開始前、摂取2週間後、摂取4週間後、摂取終了4週間後の睡眠中の脳波を測定しました。
すると、ユーグレナを4週間続けて摂取することで、深い睡眠の回数が開始前と比べて増加する傾向がありました。
また、摂取を終了して2週間経過した後は深い睡眠の回数が摂取開始前と近い水準まで戻ることが確認されました。
これらのことから、ユーグレナを継続的に摂取すると、深い睡眠が増え、睡眠の質を上げる可能性があることがわかりました。
研究内容については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

納得

なるほど!ユーグレナを摂取することで期待できる嬉しい効果がこんなにあるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!ぜひ、日常生活の中にユーグレナを取り入れてみてください!

まとめ

まとめ

自然の健康食品素材であるユーグレナは、ダイエット効果やヘアケアの効果が期待できます。
ユーグレナは厳しい試験を合格して商品化されたため、安全性が高い商品だといえます。
ですが、摂取のしすぎや腸の動きが悪いなどが原因で下痢などの副作用を引き起こしてしまう場合があります。
そのため、摂取時は用法容量をしっかり守り、自分の体調や状態に合わせて摂取量を変えることがおすすめです。

納得

今日はユーグレナの副作用について教えていただき、ありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!ぜひ服用を継続して、効果を実感してください!

納得

はい!ありがとうございました!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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