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マスクに期待できる効果は?効果的なマスクのつけ方や注意点も解説!

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疑問

マスクを日頃から着けて過ごしていますが、改めて、マスクの実際的な効果やメリットについて知りたいです。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

マスクの性能をきちんと理解することで、マスクを正しく使いこなせるようになると思います。今回は、改めて身近なマスクというものについて詳しくみていきましょう。

マスクに期待できる効果3選

マスクをした女性

マスクは自分のためだけでなく、周りの人のためにもなるアイテムです。
乾燥しやすい冬場や、ウイルス感染が流行している時期には欠かせません。
以下で、マスクにはどんな効果が期待できるのか詳しく解説していきます。

感染症の拡散を防ぐ効果

風邪気味の女性

マスクには、咳やくしゃみによる飛沫が飛び散ることを防ぎ、周りに風邪などを移してしまうリスクを下げる効果が期待できます。
咳やくしゃみをすると、飛沫が1〜2m先まで飛び散るといわれています。
特に電車などの密室にいる際は、周りの人に風邪などが移りやすい状況なので、マスクをつけておくことが大切です。
また、マスクをつけることで自分が風邪などに感染することを防ぐ効果も多少はあります。
しかし、細菌やウイルスはマスクの繊維よりも細かく侵入しやすいため、手洗いやうがいなどの対策も必要です。

喉の乾燥を防ぐ効果

喉元を押さえる女性

マスクには、喉の乾燥を防ぐ効果も期待できます。
特に湿度の低い冬は空気が乾燥し、喉も乾燥しやすくなります。
マスクをつけておくことで口周りの湿度が高くなり、喉の潤いを保つことができるのです。
また、喉が乾燥すると粘膜が正常に機能しなくなり、細菌やウイルスへの抵抗力が下がります。
マスクをつけて、喉を乾燥させないようにしましょう。
また、喉の乾燥を防ぐ方法について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

花粉症対策の効果

くしゃみをする女性

マスクをつけることで、花粉症対策の効果も期待できます。
花粉症は鼻や喉の粘膜に花粉が付着することで発症するため、マスクで花粉が鼻や口に侵入することを防ぐことが大切です。
しかし、マスクの隙間などから花粉が侵入することもあるため、マスクだけで花粉症を100%防げるわけではありません。
鼻の周辺や顔のラインにフィットしやすいマスクを選び、花粉の侵入を防ぎましょう。
また、ユーグレナの摂取がスギ花粉症の症状を緩和する可能性が示唆されています。
研究結果について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

納得

マスクには素材や形状など、たくさん種類がありますよね。性能の点でいえば、どんなマスクがおすすめなのでしょうか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

数ある種類の中でも、「不織布」のマスクが最も効果的だといわれていますね。

最も性能が良いのは不織布のマスク?

不織布のマスク

マスクの素材には、不織布や布、ウレタンなどさまざまな種類があります。
内閣官房が公開しているマスクの性能比較調査によれば、不織布マスクが最も新型コロナウイルスの感染予防に効果があるということがわかります。
感染予防 出典:マスクによる感染予防について​​ 坪倉誠教授(理化学研究所/神戸大学)作成資料を基に内閣官房作成 不織布のマスクが感染予防に効果的だといわれている理由は、紙オムツやエアコンのフィルターなどにも活用されている不織布は、繊維の目が細かく、小さな粒子の侵入を防ぐ効果が高いとされているからです。
マスクを選ぶ際は、最も性能の良い不織布のマスクを選んでみてください。

納得

どこでも売られている不織布マスクが、最も感染予防効果が高いのですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

使い捨てなので、衛生面でも高く評価することができます。

より効果的なマスクのつけ方は?

マスクをつける女性

マスクをつける際は、細菌やウイルス、花粉の侵入を防ぐために、鼻の周りや顔のラインの隙間をできる限りなくすことが大切です。
マスクをつける手順としては、最初に鼻周りと顎下にマスクをフィットさせてから紐を耳にかけると隙間ができにくくなります。
また、大きすぎるマスクや紐の長さが合っていないマスクなどは、隙間ができやすく効果が低くなってしまうため、サイズが合ったマスクを選びましょう。

納得

マスクを使用する際に注意するべき点はありますか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

マスクが身近な存在すぎるあまり、つい忘れてしまいがちな注意点をいくつかご紹介しましょう。

マスクを使う際の注意点

マスクをした女性

上記では、より効果的なマスクのつけ方について解説しました。
風邪などを周りに移してしまうことを防ぐなど、嬉しい効果があるマスクですが、使う際には注意点もあります。
以下で、マスクを使う際の注意点について解説します。

マスクの効果だけで風邪などを100%防げるわけではない

体調不良の女性

マスクには、風邪などの感染症の拡散を防ぐ効果や花粉症対策の効果が期待できますが、マスクをつけただけで100%の効果があるわけではありません。
細菌やウイルス、花粉などは粒子が細かいため、マスクの隙間から入ってきてしまうことがあるからです。
また、マスクをつけていない時に、細菌やウイルスが付着した手で口や鼻を触ることで感染することもあります。
そのため、手洗いやうがいなど、他の対策も同時に行うようにしましょう。
また、風邪の予防には、免疫力を高める効果があるユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
また、ユーグレナが免疫力を保つ効果に貢献することが研究によって示唆されています。
ユーグレナと免疫力の関係性について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

肌荒れなどの肌トラブルに注意

肌トラブルに悩む女性

マスクをつけていると肌との摩擦が生じるため、肌荒れやニキビなどの肌トラブルが起こる場合があります。
マスクと肌の摩擦を防ぐには、刺激を感じにくく柔らかい素材のマスクを選んだり、クリームなどで肌を保湿したりすることが大切です。
また、マスクをつけている際は肌が潤っているように感じやすいですが、マスクを外すと急激に肌が乾燥してしまいます。
肌が乾燥すると細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、湿疹やヘルペスなどの原因にもなるため注意が必要です。
マスクは肌への刺激が少ない素材を選び、肌の保湿も意識すると良いでしょう。

一時的にマスクを外す際はケースや袋に保管する

マスクケース

飲食店などで一時的にマスクを外す際に、カバンやポケットにそのまま入れてしまうと、細菌やウイルス、花粉などが付着してしまいます。
そこで、マスクを外す際は、専用のケースやチャックのついた袋に保管すると衛生的なのでおすすめです。

納得

マスク着用による肌トラブルに悩む方が近年増えてきているそうですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そういう場合は、自分の肌に合った素材のマスクを選んだり、肌に優しいガーゼなどをはさんで装着したりするなどして、工夫してみましょう。

まとめ

マスクをした女性

当記事では、マスクに期待できる効果や、より効果的なマスクのつけ方などについて解説しました。
マスクには、周りに風邪などを感染させない効果などが期待できることを理解いただけたかと思います。
マスクの効果をより高めるため、性能の良い不織布のマスクを選んだり、正しいマスクのつけ方をぜひ実践してみてください。

納得

今日はマスクに期待できる効果について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ。健康のためにも、正しいマスクのつけ方を実践したり、免疫力を高める効果のあるユーグレナを摂取したりしてみてください!

笑顔

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

     
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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