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2020.12.24

免疫力の低下が及ぼす悪影響とは?免疫力が低下する原因とリスクについて紹介!

免疫 症状 原因

疑問

免疫力が低下すると良くないって聞いたんですが、なんでですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

免疫力が低下すると、身体にさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあるからです!

納得

なるほど!ちなみに免疫力が低下する原因って何ですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

では、今回は免疫力が低下する原因や、免疫力が低下したことによる悪影響について解説していきます!

目次
免疫力が低下する原因とは
免疫力が低下することで懸念される症状
免疫力を高く保つために
まとめ

免疫力が低下する原因とは

免疫力低下の原因

身体を健康な状態で保つためには、免疫力を上げておく必要があります。
しかし、さまざまなことが原因で免疫力は低下してしまいます。
そこで、免疫力が低下する原因について説明していきます。

疲労

疲労

日本疲労学会によると、「疲労とは、身体の活動能力の減退状態である」と定義されています。
私たちが感じる疲労は、脳や目、筋肉などだけでなく、器官にも影響しています。
疲労によって循環機能が鈍くなり、免疫細胞が身体を巡りにくくなったり、そもそも外部からの有害物質の侵入を防ぐ機能がはたらきにくくなるので、免疫力の低下につながります。

加齢

加齢

免疫細胞の中には、骨髄や胸腺から血液中に放出されていく細胞があります。
加齢により骨髄や胸腺が萎縮したり、血流が悪化することで、免疫細胞の数が減少したり、身体を循環しにくくなることで免疫力が低下するといわれています。

ストレス

ストレス

私たちは日々、さまざまなストレスの中で生活しています。
受けるストレスが過度なものになると、脳からのストレスに反応して、免疫機能の1つである白血球中のリンパ球や細胞のはたらきを低下させます。
白血球中のリンパ球や細胞のはたらきが低下すると、外部から侵入してくる有害物質に対処しにくくなるので、免疫力の低下につながります。

タバコ

タバコ

タバコに含まれる有害物質が体内に入ると、さまざまな障害が起こり、免疫力の低下を引き起こします。
肺に存在する免疫細胞である肺胞マイクロファージが、タバコの有害物質によって損傷を受けることで、免疫機能が著しく低下してしまうのです。
さらに、タバコ成分中のニコチンには血管を収縮させる作用があり、それによって免疫細胞が体内を循環しにくくなり、免疫力の低下につながります。

飲酒

飲酒

お酒の飲み過ぎは免疫力低下につながります。
お酒を飲みすぎると肝臓がアルコールを分解しきれなくなり、肝機能が低下してしまいます。
肝機能が低下すると、免疫システムに必要な栄養などを体内に供給しにくくなり、免疫力低下を引き起こすのです。
さらに、飲酒によって体内に取り込まれたエタノールは、発がん性が示されている物質に代謝されるので、がんの原因になると考えられています。

悩む

こんなにさまざまなことが原因で免疫力が低下しちゃうんですね...

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです...次は免疫力が低下するとどういう恐れがあるかを説明します。

免疫力が低下することで懸念される症状

症状

日々の生活の中に、免疫力が低下する要因はたくさんあります。
免疫力が低下すると、どういう症状を引き起こしてしまうか説明します。

風邪やインフルエンザといった感染症

風邪

風邪もインフルエンザもウイルスの種類は違うものの、免疫力の低下によって体内に侵入しやすくなったり、撃退しづらくなったりして引き起こされる感染症です。
ウイルスが低温で乾燥した場所を好むこと、体温が下がると免疫細胞が不活発になることから冬に発症することが多いです。
日頃から免疫力を保っておく以外に、体温が下がらないように暖かい格好をしたり、手洗いうがいをして外部からの侵入を防ぐことも意識しましょう。

食中毒

食中毒

食中毒はサルモネラなどの細菌が、体内に侵入することで引き起こされます。
免疫力が高い人は食中毒の原因となる細菌を退治し、食中毒になることを防ぐ可能性がありますが、免疫力が低下しているとそれが難しくなります。
気温と湿度が上昇する梅雨から夏にかけては、特にこれら食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。
普段から免疫力を高めておくほか、手洗いをしたり、食べ物を冷蔵、加熱処理をしっかりと行ったり、新鮮なうちに消費するようにしましょう。

がん

がん

がんは、身体の中の細胞が変化して異常な細胞(がん細胞)になり、その異常な細胞が大きくなったもののことをいいます。
普段、免疫力が高く保たれている時は免疫細胞であるT細胞ががん細胞を排除しているので、がんになる可能性は低いです。
しかし、免疫力が低下するとがん細胞を抑止することが難しくなり、がんを引き起こす原因になってしまいます。
がんを防止するためには、常に免疫力を高く保つことを意識しましょう。

悩む

免疫力が低下するとこのような病気にかかる恐れがあるんですね...

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。健康な身体でいるために、免疫力を高く保つことは大切なんです!

免疫力を高く保つために

免疫力を上げる

免疫力が低下すると、さまざまな病気を引き起こす恐れがあります。
風邪やがんといった病気にかからないために免疫力を高く保つ、3つの大切なことを説明します。

質の良い睡眠

睡眠

睡眠と免疫力が関係していることはさまざまな研究によって明らかになっています。
アメリカの研究では睡眠時間が7時間以上だった人に比べて、6時間未満の人が風邪を引く確率は4.2倍高いということがわかっています。
また、睡眠時間の長さだけではなく、睡眠の質も免疫力に関係しています。
寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまうなどの要因で、睡眠時間全体の2〜8%が眠れなかった場合、ぐっすり眠れた人に比べて約5倍も風邪を引きやすいというデータが出ています。
このように免疫力を上げるためには睡眠の長さと質の両方に気をつける必要があるのです。
厚生労働省によると、睡眠時間の目安は、昼間に眠気で困らない程度の睡眠をとることで、具体的に6~8時間ほどの睡眠時間を推奨しています。
睡眠の質を上げるためには、寝る前のアルコール、カフェインの摂取を下げること、室温や光の調節などリラックスできる環境を作ること、眠くなってから寝床に入ることがあげられます。

免疫力と睡眠の関係についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

適度な運動

運動

免疫力を高める要素の一つとして適度な運動があげられます。
1時間以内の比較的短時間の運動をすることで、ナチュラルキラー細胞が増殖します。
ナチュラルキラー細胞は常に体内をパトロールし、ウイルス感染細胞やがん細胞などを見つけるといち早く発見して攻撃するという免疫機能をもった細胞です。
つまり、運動をしてナチュラルキラー細胞を増やすことで免疫力が上がる効果が期待できます。
しかし、過度な運動には注意が必要です。
激しい運動やトレーニングをすると、免疫力が下がりやすく、風邪を引きやすいと研究で明らかになっています。

適度な運動の目安を以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

バランスのとれた食事

食事

免疫力を上げる、保つためには栄養バランスの良い食事を規則正しくとることが大切です。
そうすることによって、免疫細胞が最も集まっている重要な器官である、腸の環境が整えられ、免疫力が上がります。
栄養バランスの良い食事をすることと、規則正しく食事をとることで、腸の環境を良い状態で保ちましょう。
バランスの良い食事の基準として、厚生労働省では食事バランスガイドを作成しています。

食事バランスガイド出典:厚生労働省「食事バランスガイド(基本編)

食事バランスガイドでは「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛乳・乳製品」、「果物」を1日にどれくらい摂取したらよいかがわかります。
例えば主食であれば、1日あたりごはん中盛りを4杯程度が目安となっています。
野菜類である副菜では、1日あたりサラダを5杯程度が目安となっています。
この食事バランスガイドを参考に栄養バランスに気をつけましょう。
また、栄養バランスの良い食事を毎日続けるのは大変ですよね。
そこで59種類の豊富な栄養素をバランス良く含む石垣島ユーグレナのような素材をうまく取り入れる方法もおすすめです。
また、ユーグレナの特有成分であるパラミロンが免疫力向上に役立つという研究結果もあるので、特におすすめです。

納得

なるほど!普段全然意識していなかったので今日から気をつけてみます!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!ぜひ、これらのことを習慣化するようにしてみてくださいね!

まとめ

まとめ

免疫力が低下する原因は私たちの生活の至る所に潜んでいます。
そして、免疫力が低下することによって、食中毒やがんなどの病気が引き起こされる恐れがあります。
普段から免疫力を高く保つために、健康的な睡眠、運動、食事を意識するようにしましょう。

納得

今日は免疫力の低下に関することを教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、普段から免疫力を高く保つことを意識してくださいね!

笑顔

はい、そうします!ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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