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マスクで肌荒れしないための対策は?肌荒れの原因や対処法も詳しく解説!

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疑問

マスクをつけると肌が荒れてしまうんですが、何か対策はありますか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

肌への刺激が少ないマスクを選んだり、肌をしっかりと保湿したりすることで、マスクによる肌荒れを防ぐことができます。

納得

今日からすぐに実践できる対策について、もっと詳しく知りたいです。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

では、マスクで肌荒れしてしまう原因と具体的な対策について解説します!

マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因

マスクによる肌荒れに悩む女性

マスクによる肌荒れには、主に3つの原因が考えられます。
原因をよく知ることで具体的な対策につなげていくことができます。
以下で、マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因について解説します。

肌が乾燥して敏感になる

肌トラブルに悩む女性

マスクの内側は湿度が高くなるため、肌が保湿されているかのように感じますが、実はマスクをつけていると肌は乾燥しやすくなります。
なぜならマスクの内側にある水分は、肌の表面にある水分も一緒に蒸発させてしまうからです。
そのため、マスクを外した際に肌の内部までも急激に乾燥し、肌が敏感な状態になってしまうのです。

マスクの摩擦により肌のバリア機能が弱まる

:鏡を見る女性

マスクの摩擦は、マスクをつけた状態で話したり、マスクのずれを直したりする時に起こります。
本来、肌の表面にある角質には、紫外線や雑菌などの刺激から肌をバリアする役割があります。
しかし、マスクの摩擦によって少しずつ角質が削られてしまいます。
角質が削られると肌のバリア機能が弱まるため、肌荒れやかぶれなどの炎症の原因になるのです。

マスクの内側で雑菌が繁殖する

マスクをする女性

マスクの内側は息によって湿度が上がり、蒸れた状態になります。
湿った状態が続くと過剰に皮脂が分泌され、雑菌が繁殖してしまいます。
その雑菌の中には、皮脂をエサとするアクネ菌も含まれているため、肌トラブルが起こりやすくなる可能性があります。

納得

マスク着用時は、「乾燥」「摩擦」「湿気」の3つの点に注意する必要があるのですね。どのように対策していけばよいのでしょうか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

以下では、すぐに実践できる具体的な対策方法を5つご紹介します。

マスクで肌荒れしないための対策5選

マスクを持つ女性

少しの工夫で、マスクの肌トラブルを回避することができます。
以下で、マスクで肌荒れしないための対策5選を解説します。

肌への刺激が少ない素材のマスクを選ぶ

マスク

摩擦やかゆみなど、肌への刺激を感じるマスクは肌荒れの原因になります。
そのため、肌荒れを防ぐには、肌への刺激が少ない素材のマスクを選ぶことが大切です。
肌への刺激が少ない素材は、布やガーゼがおすすめです。
ただし、ウイルス感染を防ぐ目的の場合は不織布のマスクが最も効果的とされていますので、マスクを使う場面や肌の状態によって使い分けるようにしましょう。

肌を保湿して乾燥を防ぐ

肌をケアする女性

肌を保湿して乾燥を防ぐことで、肌のバリア機能を正常に保つことができます。
上記で解説したように、マスクの内側の水分は肌の水分とともに蒸発してしまいます。
特にマスクを外した直後は急激に肌が乾燥しやすいため、スキンケアをして乾燥を防ぐことが大切です。
洗顔料やクレンジング剤は保湿力の高いものを選び、化粧水や乳液で念入りに肌を保湿しましょう。

こまめに汗や皮脂を拭き取る

スキンケアをする女性

マスクをつけていると内側が蒸れるため、汗や皮脂が出やすくなります。
雑菌の繁殖による肌荒れやあせもなどの肌トラブルを防ぐため、こまめに汗や皮脂を拭き取ることが大切です。
摩擦が起こると肌が傷ついてしまいますので、汗や皮脂を拭き取る際はティッシュやハンカチなどで軽く押さえるようにしましょう。
また、マスク自体が湿っている場合は、新しいものに取り替えると衛生的です。

栄養バランスの良い食事をする

バランスの良い食事

肌を健康に保つためには、栄養バランスの良い食事をすることも大切です。
栄養が偏っていると肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
バランスの良い食事の基準として、厚生労働省では食事バランスガイドを作成しています。
ぜひ参考にしてみてください。
食事バランスガイド出典:食事バランスガイド(基本編) 食事バランスガイドでは「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛乳・乳製品」、「果物」を1日にどれくらい摂取したらよいかがわかります。
例えば主食であれば、1日あたりごはん中盛りを4杯程度が目安です。
野菜類である副菜では、1日あたりサラダや味噌汁であれば、5杯程度が目安となっています。
この食事バランスガイドを参考に栄養バランスに気をつけ、肌トラブルを防ぎましょう。
また、栄養バランスの良い食事について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

十分な睡眠をとる

眠る女性

十分な睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが促されます。
肌のターンオーバーが乱れると、肌をバリアする役割のある角質を新しく入れ替えることができません。
古い角質が肌の表面に残っていると、肌が摩擦などに対してデリケートな状態になるため、マスクによる肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
肌のターンオーバーは、午後10時から午前2時にかけて活発になりますので、十分な睡眠をとって、肌のバリア機能を強化しましょう。
また、肌トラブルを予防する上で、ユーグレナを摂取することもおすすめです。
ユーグレナには、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
そして、ユーグレナには肌の免疫力を高め、肌トラブルを予防する効果が期待できます。
ユーグレナと肌の免疫力について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

納得

実際に肌荒れが起きてしまった場合は、どうすればよいのでしょうか?できるだけ早めに肌を綺麗にする方法などはありますか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

マスクを着用していれば、どうしても肌トラブルは避けられません。以下では肌荒れトラブルを最小限に留める対処方法についてご紹介します。

マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法3選

肌荒れに悩む女性

マスクで肌荒れが起こってしまっても、トラブルが小さいうちに対処すれば、良くなるまでのスピードは早まるはずです。
以下で、マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法について解説します。

肌を保湿し、清潔に保つ

スキンケアする女性

マスクで肌荒れが起きてしまった場合は、クリームなどで保湿をし、肌を清潔に保つことが大切です。
荒れた状態の肌はバリア機能が低下しており、健康な肌よりも乾燥や雑菌などの影響を受けやすくなっています。
肌に刺激を与えないように優しく洗顔をし、保湿する際も優しく肌に触れるようにしましょう。

ビタミンを摂取する

ビタミン

肌荒れを対処するには、ビタミンB群やビタミンCを摂取することも効果的です。
ビタミンB群のうち、特に肌荒れに効果的なのが、レバーや青魚などに含まれるビタミンB2です。
ビタミンB2には、肌を作る基となるたんぱく質などの代謝を手助けし、肌のターンオーバーを促す役割があります。
肌のターンオーバーが促進されることで細胞の回復が早まり、肌荒れを改善する効果が期待できるのです。
また、皮脂の分泌をコントロールするはたらきのあるビタミンB6や、コラーゲンを生成することに必要なビタミンCも、肌荒れの改善に効果的です。
ビタミンB6は豚肉や豆類、ビタミンCは果物や野菜から摂取することができます。
そして、ビタミンを摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、今回紹介したビタミンB群やビタミンCなどを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

肌荒れがひどい場合は皮膚科で診察を受ける

肌を診てもらう女性

肌荒れがひどく、スキンケアなどで対処できない場合は、早めに皮膚科で診察を受けることが大切です。
マスクの内側は蒸れて雑菌が繁殖しやすいため、細菌やウイルスが原因で肌荒れが起きる場合があります。
細菌やウイルスによる肌荒れには、抗菌薬などの症状に合った薬が必要であるため、皮膚科で処方してもらいましょう。

まとめ

マスク姿の女性

当記事では、マスクで肌荒れしないための対策や、肌荒れしてしまった場合の対処法などについて解説しました。
マスクによる肌荒れを防ぐには、肌への刺激が少ない素材のマスクを選んだり、肌を保湿するなどの対策が効果的であることを理解いただけたかと思います。
マスクをつけると肌トラブルが起こりやすいため、解説した対策を実践してみてください。

納得

大なり小なり、マスクの肌荒れはどうしても避けられないものと考えて、日ごろから地道にスキンケアをしていくことが大切なのですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

「肌荒れになりやすい」という敏感肌の方は、不織布マスクの下に肌に優しいガーゼを挟むとよいかもしれません。自分の肌に合った方法を試してみてくださいね!また、ユーグレナを摂取することもおすすめです。

納得

はい、詳しく教えていただき、ありがとうございました!

鈴木 健吾

     
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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