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お餅って身体に良いの?お餅に含まれる栄養素と期待できる効果について解説!

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納得

お正月になるとお餅を食べる機会が増えますよね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうですね!お餅には、身体に必要不可欠な栄養素が含まれているって知ってましたか?

納得

そうなんですか?知らなかったです。お餅についてもっと詳しく教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

もちろんです!それでは、お餅に含まれている栄養素について解説していきますね!

お餅って身体に良いの?

餅

以下の表は、お餅に含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。

栄養成分 含有量 推奨摂取量
たんぱく質 4.0g 65g
炭水化物 50.8g 320g
脂質 0.6g 50g
食物繊維 0.5g 21g
ビタミンA 0μg 860μg
ビタミンC 0mg 100mg
ビタミンD 0μg 8.5μg
ビタミンE Tr mg 6.0mg
カリウム 32mg 3000mg
マグネシウム 6mg 340mg

※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース 」を参考にお餅(穀類/こめ/[もち米製品]/もち)100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「 日本人の食事摂取基準(2020年版) 」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
※Tr:栄養素の含有量が最小記載量の1/10以上かつ5/10未満という意味です。
お餅には、三大栄養素である炭水化物含まれています。
しかし、ビタミンなどのその他の栄養素があまり含まれていないため、野菜などと組み合わせてバランスの良い食事を心がけましょう。

納得

なるほど!お餅には炭水化物が含まれているんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。次にお餅に含まれる栄養素について詳しく解説していきます!

お餅に含まれる栄養素

栄養素

お餅に含まれている栄養素として炭水化物があります。
炭水化物は、身体を動かすためのエネルギーとなる栄養素です。
炭水化物が不足してしまうと、脳を動かすエネルギーが足りなくなり、集中力が低下してしまったり、疲労を感じやすくなってしまいます。
脳を正常に動かすためにも、炭水化物の摂取は必要不可欠です。
炭水化物が不足しないよう、バランス良く食事に取り入れるようにしましょう。
また、健康的な生活を送るためには普段から栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です。
栄養バランスの良い食事については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

納得

お餅を食べることで、炭水化物を摂取することができるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!食べすぎには注意して、お餅を食べるようにしましょう!

お餅に期待できる嬉しい効果2選

嬉しい効果

上記で紹介したように、お餅には私たちにとって必要不可欠な栄養素が含まれています。
お餅に含まれている栄養素には、さまざまな嬉しい効果が期待できます。
以下で、お餅に期待できる嬉しい効果について解説していきます。

食べすぎ防止

食べすぎ

お餅は、消化に時間がかかるので腹持ちがとても良いです。
お餅の原料となるもち米には、粘り気のもとであるアミノペクチンが含まれています。
そのため、噛む回数が増えることで、満腹中枢が刺激されて満腹感が得られます。
満腹感が持続することで、間食防止や食べすぎ防止に繋がります。
朝ご飯の代わりに、お米よりも腹持ちの良いお餅を選んでみると良いかもしれませんね。
ですが、美味しくお手軽だからといって、お餅を食べすぎるのは逆効果になるので注意することが大切です。
お餅2つとご飯1膳分のカロリーは大体同じだということを覚えておくようにしましょう。
お餅と一緒に食べる食材などを工夫して、普段の食生活に取り入れてみてください。

小顔効果

小顔

お餅の原料となるもち米には、粘り気のもとであるアミノペクチンが含まれています。
普通のお米よりも粘り気が強いので、自然と噛む回数が増えます。
たくさん噛む回数が増えると、頬の筋肉やあご周りの筋肉が刺激されます。
頬の筋肉やあご周りの筋肉が刺激されることで、頬のたるみ防止や小顔効果が期待できます。
大体一口30回を目安に噛んで、顔周りの筋肉をスッキリさせましょう。

納得

お餅を食べることで、これらの嬉しい効果が期待できるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!続いて、お餅と合わせて食べたい食材について解説します!

お餅と合わせて食べたい食材

合わせる

上記では、お餅に含まれている栄養素やお餅に期待できる嬉しい効果について解説しました。
お餅には、きな粉や小豆など何通りもの食べ方を楽しむ事ができます。
以下では、お餅と合わせて食べたい食材について解説していきます。

きな粉

きな粉

きな粉は、大豆を炒って粉にしたもののことをいいます。
きな粉にはたんぱく質やナトリウム、食物繊維や大豆イソフラボンが含まれています。
大豆は、畑の肉とも呼ばれており、カルシウムや鉄などの人間に必要な栄養素を多く含んでいます。
きな粉は、大豆を丸ごと粉状にしたものなので、大豆の栄養素を余すことなく摂取することができます。
お餅を食べる際には、栄養価の高いきな粉と一緒に食べることをおすすめします。

小豆

小豆

小豆には、疲労回復効果があるビタミンB1が含まれています。
身体のエネルギーとなる炭水化物を含んだお餅と、疲労回復効果のある小豆を一緒に食べることで、体力がつくようになるでしょう。
体力がない時や疲れを感じた時には、お餅と小豆を一緒に食べてみると良いかもしれません。

納豆

納豆

納豆には、納豆菌やたんぱく質、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
また、納豆を作る時に必要な菌である納豆菌には、お腹の調子を整える効果が期待できます。
納豆菌は、胃酸に強い性質を持っているため、胃酸の影響を受けることなく大腸まで届きます。
大腸に届いた納豆菌は、乳酸菌のエサになったり、腸内細菌の活動をサポートし、腸内環境を整えます。
さらに、身体の免疫細胞の6割は腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げることにも繋がります。
身体を作るエネルギーとなるお餅と一緒に、納豆も食べてみることをおすすめします。
納豆については、以下の記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。

大根おろし

大根おろし

お餅はゆっくりと体内に消化吸収されるため、たくさん食べてしまうと胃もたれの原因となってしまう場合もあります。
胃もたれを防ぐためには、大根おろしを絡めてお餅を食べることがおすすめです。
なぜなら、大根おろしに含まれているアミラーゼには、消化吸収を促すはたらきがあるからです。
お餅を食べ過ぎてしまいそうな時には、大根おろしと一緒に食べることをおすすめします。
大根については、以下の記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。

納得

お餅の食べ方には、何通りもの種類があるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!ぜひ、色々な食べ方を試してみてください!

お餅を食べる際の注意点

注意点

栄養価の高いお餅ですが、粘度が高いため飲み込む際には注意が必要です。
毎年、お年寄りの人や小さい子どもがお餅で喉を詰まらせて命を落としてしまうケースが報告されます。
お餅を飲み込むことや噛み切る事がむずかしそうな時には、お餅を小さく切るなどして食べ方を工夫するようにしましょう。
美味しくお餅が食べられるよう気をつけて、よく噛んでから飲み込むようにしましょう。

納得

確かに、お正月などは特にお餅を食べる機会が増えると思うので気をつけないといけないですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!お餅の食べ方には十分注意して、楽しい時間が過ごせると良いですね!

まとめ

まとめ

当記事ではお餅に含まれている栄養素や、お餅に期待できる嬉しい効果などについて解説しました。
お餅には、集中力を高める効果や小顔効果などが期待できることをご理解いただけたかと思います。
お餅の食べ方は何通りもの楽しみ方があるので、合わせて食べる食材を工夫してみると楽しいかもしれませんね。
身体に必要不可欠な栄養素が含まれているお餅を、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
また、効率良く栄養を摂取する上で、ユーグレナがおすすめです。
ユーグレナには身体に良い59種類もの栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

納得

今日はお餅について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、お餅やユーグレナを生活に取り入れて、バランス良く栄養素を摂取してみてください!

笑顔

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

     
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考 ユーグレナ最強の研究者が語る世界の変え方』(日経BP)など。

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