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子どもにできる口内炎の種類と原因は?口内炎を予防する方法についても解説!

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疑問

知り合いから子どもに口内炎ができてしまったと相談されて...

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

子どもの口内炎といってもさまざまな種類があるんですよ!

納得

そうなんですね!口内炎についてもっと詳しく教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!では今回は子どもの口内炎について解説をしていきます!

子どもにできる口内炎の種類

口内炎の種類

子どもが口の中を気にしている、食欲がいつもよりないという時には口内炎ができている可能性があります。
ただし、一口に口内炎といってもさまざまな種類があります。
以下で、口内炎の種類について説明します。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎はストレスやビタミン不足、栄養の偏りなどが原因で生じる口内炎で、子どもにできる口内炎のほとんどがこのアフタ性口内炎になります。
アフタ性口内炎は口の中に白い円状のただれができます。
また、白や黄色の膜に覆われていることもあり、口の中で見つけやすいことが特徴です。
通常は1週間程で治りますが、再発することも多いので注意が必要です。

カタル性口内炎

カタル性口内炎

カタル性口内炎とは物理的な刺激で口の中に傷ができ、細菌が繁殖してしまうことが原因で生じる口内炎です。
カタル性口内炎は口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりすることが特徴です。
通常は1週間前後でよくなりますが、完治するまでは口臭が発生したり味覚が鈍ってしまうので注意しましょう。

ウイルス性口内炎

ウイルス性口内炎

口内炎はウイルスに感染することによって発症するものもあります。
具体的に、ヘルペス性口内炎やヘルパンギーナ、手足口病などです。
ヘルペス性口内炎やヘルパンギーナは39度前後の高熱、手足口病は手のひらや足の甲、裏にも水ぶくれ性の発疹があらわれることが特徴です。
口内炎以外にこれらの症状が出た場合には早めに病院を受診するようにしましょう。

納得

口内炎にはいろいろな種類があったんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!次に口内炎ができてしまう原因について解説します!

子どもに口内炎ができる原因

口内炎の原因

ヘルパンギーナや手足口病はウイルスに感染することが主な原因です。
しかしアフタ性口内炎やカタル性口内炎の原因は、いくつかあるとされています。
上記でも簡単に説明しましたが、以下で詳しい原因について解説します。

栄養バランスの偏り

栄養バランスの偏り

アフタ性口内炎は栄養バランスの偏りが主な原因です。
栄養素の中でも特に皮膚や粘膜の健康維持を助けるはたらきがあるビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCが不足すると口内炎ができやすくなってしまいます。
子どもは食べ物の好き嫌いがあることもありますが、栄養バランスの偏りに気をつけましょう。

ストレス

ストレス

子どもにストレスが溜まっている場合は口内炎ができやすくなってしまいます。
ストレスによって自律神経が乱れてしまうと、白血球などの免疫細胞のはたらきが弱くなり、免疫力が下がる可能性があるのです。
免疫力が下がると、身体の抵抗力も低下してしまいます。
そうすると上記で紹介したアフタ性口内炎、ウイルス性のヘルパンギーナや手足口病によって口内炎ができやすくなってしまうのです。
保護者が子どもと一緒に遊んであげるなど、子どもにストレスがたまらないように気をつけましょう。

口の中の傷

口の中の傷

カタル性口内炎の原因は口の中に傷ができてしまうことです。
口の中に傷があると、傷に細菌が侵入し、炎症を起こすことで口内炎となります。
口の中に傷ができてしまう原因はさまざまあり、歯で口の中を噛んでしまったり硬い食べ物を食べて口の中を傷つけてしまったりということがあります。
また歩きはじめの赤ちゃんは転んだ時に口をぶつけてしまい、口の中が傷ついてしまうということもありますので気をつけましょう。

納得

栄養バランスの偏りや口の中の傷が口内炎の原因なんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!次に口内炎を予防する方法について解説します!

子どもの口内炎を予防する方法

口内炎を予防する方法

ここまで子どもにできてしまう口内炎の種類と原因を解説してきました。
以下で、子どもに口内炎ができないようにするにはどうすれば良いのか解説します。

栄養バランスの良い食事

栄養バランスの良い食事

口内炎の原因で解説したように栄養バランスの偏り、特にビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCが不足すると口内炎ができやすくなってしまいます。
そのため、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
ビタミンB2であればレバーやうなぎ、ビタミンB6であればにんにくや大豆、ビタミンCであればレモンやパプリカなどに多く含まれています。
ただ、これらの食べ物を意識して食べさせるのは大変ですよね。
そこでおすすめなのがユーグレナです。
ユーグレナにはビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナはそのまま飲めるドリンクタイプや、水や牛乳に溶かして飲む粉末タイプなどさまざまなタイプがあります。
子どもが摂取しやすいものを選びましょう。
またユーグレナ社が実施したアンケート調査によると、幼児がユーグレナ含有飲料を摂取することで、さまざまな良い効果が示唆されました。
具体的には幼児が自分で起きることができ、起床時の機嫌がよく、朝食を残さず食べる傾向が見られました。

口の中を清潔に保つ

歯磨き

歯磨きがうまくできていなかったりすると、口の中に食べ物のカスが残っていることがあります。
すると、口の中で細菌が増える原因となり、口内炎ができやすくなってしまいます。
特に子どもの場合は歯磨きがまだ上手くできていないということもあります。
そのため、保護者の方がしっかり歯磨きのやり方を教えてあげたり、仕上げの歯磨きをしてあげて、口の中を清潔に保つようにしましょう。

水分補給

水分補給

ウイルスや細菌は基本的に乾燥した場所を好みます。
そのため、定期的に水分補給をして、口の中が乾燥しないようにしましょう。
また、すでに口内炎ができてしまっているという場合には、刺激にならないように体温と同じぐらいの温度の水を飲みましょう。

納得

口の中を清潔に保ったり水分補給をすることが大事なんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!日頃から気をつけて、口内炎ができないようにしましょう!

まとめ

まとめ

子どもにできる口内炎について解説しました。
口内炎にはいくつか種類があり、口の中の傷や栄養バランスなどが原因であることがご理解いただけたかと思います。
口内炎を予防するためにも口の中を清潔に保ち、水分補給を意識したり、栄養バランスの良い食事をさせるように心がけましょう。

納得

今日は子どもの口内炎について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ!子どもの口内炎は気づきにくいので注意するようにしましょう!

笑顔

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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