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卵アレルギーでもワクチンは接種できる?ワクチンとアレルギーの関係について解説!

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疑問

卵アレルギーがあるとワクチンを接種できないって聞いたんですけど本当ですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いいえ、そんなことはありません!卵アレルギーの人でもワクチンを接種することができますよ!

納得

そうなんですね!でもなんで卵アレルギーだとワクチンを接種できないっていわれることがあるんですか?教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!では卵アレルギーとワクチンについて詳しく解説していきますね!

卵アレルギーでもワクチンを接種できる?

疑問

卵アレルギーの人はワクチンを接種できないという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
卵アレルギーの人がワクチンを接種できるかできないかの解説をする前の知識として、まずはワクチンがどのように作られているのかを解説します。

ワクチンの製造方法

製造方法

卵アレルギーに関係のあるワクチンとして、麻しん風しん(MR)ワクチン、インフルエンザワクチン、おたふく風邪ワクチンがあります。
この3つのワクチンを製造するにはそれぞれのウイルスが大量に必要になります。
ウイルスは生きた細胞に感染して増殖する性質があるため、卵を使って増殖させています。
卵に小さな穴を開け、ウイルスを注入し、穴を閉じて増殖させます。
そしてウイルスが増殖したら、ウイルスの感染力を無くし、ワクチンを作ります。
ワクチンは上記の方法で製造するため、ワクチンに少量の卵の成分が含まれていることがあるのです。

卵アレルギーでもワクチンは接種できる

接種できる

ワクチンに少量の卵の成分が含まれているということを解説しました。
しかし実は卵アレルギーの人でも、ワクチンを接種することができます。
というのもワクチンに含まれている卵の成分はごく少量であり、通常通りにワクチンを接種してもアレルギーの症状が出る確率は極めて低いとされています。
また、アメリカでは卵アレルギーでも、インフルエンザワクチンを接種しても良いとの方向性が提示されたりしています。
ただし、過去にワクチンの接種後や卵で重症なアレルギーを発症している人はワクチンの接種ができない場合があります。
補足になりますが、最近話題のコロナワクチンの場合、製造の際に卵を使用していないので、卵アレルギーの人でも心配なくワクチンを接種することができます。

他のアレルギーについて

アレルギー

卵アレルギー以外にも食物アレルギーが多くありますが、何かの食物アレルギーを持っていてもワクチンを接種することができます。
またアトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアレルギー体質であっても、ワクチンを接種することができます。
ただし、過去にワクチンの接種によってアレルギー反応やアナフィラキシーを起こしている人はワクチンを接種できない場合があります。

納得

卵アレルギーを持っていてもワクチンは接種できるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!次にワクチンを接種できない人について解説しますね!

ワクチンを接種できない人

発熱

食物アレルギーなどがあっても接種はできますが、ワクチンを接種できない人はいます。
以下の項目に当てはまる人はワクチンを接種できない可能性があります。

  • 発熱している人(37.5℃以上)

  • 重い急性疾患にかかっている人

  • ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある人

  • 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人

これは、厚生労働省が発表しているコロナワクチンについての条件になっています。
コロナワクチン以外にもインフルエンザワクチンなどの場合でも同じ条件になっているところが多いです。
また、ワクチンを接種するにあたって注意が必要な人もいます。

  • 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の人がいる人  

  • 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人 

  • 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人  

  • 過去にけいれんを起こしたことがある人  

  • ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある人

これらの症状がある人はかかりつけの医師に相談をしてワクチンを接種するかどうかを判断しましょう。

納得

37.5℃以下であればワクチンは接種できるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!ただし平熱が低い人などは37.5℃以下の場合でも医師の判断によっては接種できないこともあるので注意してください!

ワクチンの副反応

副反応

特にアレルギーなどがなくてもワクチンの接種後の1~2日は、副反応の症状があらわれる場合があります。
ワクチン接種部位の痛みや、発熱、頭痛などの反応が生じる可能性があります。
発熱の症状がひどい場合には、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。
ワクチンの接種は体調が良い時に受け、接種後はこのような副反応が生じることを考えて、安静に過ごすようにしましょう。
また、これまでにアナフィラキシーショックなどの重いアレルギー反応を起こしたことがある人は、通常よりも長めに経過をみることが大切です。

納得

ワクチンの接種によって発熱などの症状がみられるんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。ワクチン接種後は、副反応に注意して過ごしてください。

ワクチン接種前に気をつけること

接種前

ワクチンは、種類によってワクチンを接種する間隔を開ける必要があります。
そして、ワクチン接種前には、普段通りの規則正しい生活をすることがとても大切です。
ワクチンは、免疫力がしっかり身体に備わっているとよりワクチンの効果を発揮することができます。
しかし、37.5℃以上の発熱がある人や、重い急性疾患にかかっている人、過去にアナフィラキシーを起こしている人はワクチンを接種することができません。
さらに、ワクチンで抗体を得るためには日頃から免疫力を高く保つことが大切です。
ヨーグルト、漬物、納豆などに含まれる乳酸菌や納豆菌は腸内環境を整えることが知られています。
免疫細胞の70%は腸内にいるとされ、腸内環境が整うこと自体が免疫力の向上につながるといわれています。
また、藻の仲間であるユーグレナ特有成分である「パラミロン」は免疫力の向上や免疫バランスの調整に寄与することがわかっています。
そのため、ユーグレナやヨーグルトなどを日頃から日頃から食べるようにすると良いでしょう。
免疫力とユーグレナの関係性については、こちらの記事をご覧ください。

納得

ワクチンを受ける前にも気をつけなきゃいけないことがあったんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!免疫力を高めた状態でワクチンを接種しましょう!

まとめ

まとめ

麻しん風しん(MR)ワクチンやインフルエンザワクチンなどは、ワクチンを製造する段階で卵を使用します。
しかしワクチンに残っている卵の成分はごく少量であるため、卵アレルギーの人が接種しても問題ないとされています。
ただし、重い急性疾患にかかっている人や過去にワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしている人はワクチンを接種することができません。
また、特にアレルギーがなくてもワクチンの副反応が出てしまう場合があるので気をつけましょう。

納得

今日は卵アレルギーとワクチンについて教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ!卵アレルギーであってもワクチンを接種することができるので安心してください!

納得

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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