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パラミロンの摂取が末梢組織の体内時計の調整に関与していることを示唆する研究成果を確認しました。(マウスによる試験)

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時計遺伝子の一つであるPER2タンパク質の発現リズムを測定した結果、腎臓、肝臓および顎下腺におけるPER2タンパク質の発現リズムの位相が、コントロール群やユーグレナ摂取群と比較してパラミロン摂取群において有意に前進していました。このことから、パラミロンの摂取は、マウスの末梢組織における体内時計(子時計)の位相を調節する効果を有する可能性が示されました(図1)。

抗生物質を用いて腸内フローラを攪乱したマウスに、時計遺伝子PER2タンパク質発現リズムを測定した結果、パラミロンを摂取していたにも関わらず、マウスにおいて確認されていたPER2タンパク質の発現リズムの位相の前進が見られなくなりました。このことから、体内時計の調整効果は、パラミロンによる腸内フローラの変化を介している可能性が示されました(図2)。

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また、飼育環境の明暗を調整して時差ぼけ状態にあるマウスに、これまでの検証を応用した結果、PER2タンパク質の発現リズムの位相が、コントロール群と比較してパラミロン摂取群においてより前進し、元の明暗環境の位相に近づいていました(図3)。

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これらのことから、パラミロンの摂取が腸内フローラの変化に関与し、時計遺伝子の発現リズムの位相を調節すること、また活動期の開始時に摂取することで時差ぼけ状態のマウスの末梢組織における体内時計のズレを改善する効果を発揮していることが示唆されました。

出典:第76回日本栄養・食糧学会大会

2022年6月17日株式会社ユーグレナよりニュースリリース

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