腸活や便秘解消におすすめ！腸内環境を整える飲み物6選を紹介
最近腸の調子が悪いんですが、腸内環境を整えるにはどうすれば良いですか？
ユーグレナ 鈴木
腸内環境を整える方法として、食生活や運動習慣の改善などが挙げられますが、腸に良い成分が含まれた飲み物を飲むのもおすすめです。
飲み物なら気軽に試せそうですね。ぜひ詳しく教えてください。
ユーグレナ 鈴木
それではまず、腸内環境を整える「腸活」について解説します。
腸内環境を整える「腸活」とは？
腸活とは、腸内環境を整えて腸の機能を活発化させることを意味します。
腸内環境を整えることで、美肌効果・ダイエット効果・免疫力向上効果などが期待できます。
腸は私たちが食べたり飲んだりするものから栄養素を吸収するため腸内環境を整えるには、まずは普段口にするものに意識を向けることが大切です。
腸内環境が悪い状態では、悪玉菌の数が善玉菌の数を上回っています。
そこで重要となってくるのが腸活です。
食べ物や飲み物で生きた善玉菌や、善玉菌の増殖を手助けする成分を摂取することで、腸内環境を改善へと導くことができます。
腸内環境のカギは、善玉菌と悪玉菌の数が握っているのですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。まずは腸に良い飲み物を飲むことから腸活を始めてみてください。以下でおすすめの飲み物を6つご紹介します。
腸内環境を整えるおすすめの飲み物6選
腸活に効果的とされる飲み物の多くは、私たちの身近にあるものです。
日頃から意識的に飲む習慣を身につけて、腸内環境の改善に取り組んでいきましょう。
以下で、腸内環境を整えることに効果的な飲み物6選をご紹介します。
水
朝起きたらコップ1杯の水を飲む習慣を心がけるようにしましょう。
水分を摂ることで腸が刺激され、腸のはたらきが活発化します。
冷たい水の方がより腸に刺激を与えることができますが、冷え性の方や冷たい水で腹痛を起こしやすい方は常温の水や白湯を飲んで身体を冷やさないようにしてください。
また、固い便が出たり便秘気味の時などは、胃酸の分泌を促す効果のある炭酸水が効果的といわれています。
ココア
ココアには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く含まれています。
水溶性食物繊維には便を柔らかくするはたらきがあり、便秘改善効果が期待できます。
一方で不溶性食物繊維は、水分を吸収することで便のかさ増しになり、腸を刺激して排便を促します。
ただし、ココアはカロリーが高いため、飲み過ぎには注意が必要です。
カロリーを抑えたい場合は、無糖のココア粉末を低脂肪牛乳や豆乳に混ぜて飲むことをおすすめします。
スムージー
野菜や果物を丸ごと使ったスムージーには、食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。
特に、野菜や果物の皮に食物繊維が豊富に含まれていることが多いため、スムージーを作る際は皮ごと入れるのがおすすめです。
また、スムージーからはビタミンを摂取することもできるため、身体に良い栄養素を摂取しながら腸活がしたいという方にもおすすめです。
ヨーグルト飲料
多くのヨーグルト飲料には、乳酸菌が含まれています。
乳酸菌には、ブドウ糖や乳糖を分解して乳酸を作るはたらきがあります。
乳酸には腸の機能を活発化させる役割があるため、排便を促進する効果が期待できます。
牛乳
牛乳には、消化されにくい乳糖が含まれています。
消化されなかった乳糖は大腸まで届き、腸内細菌を分解して酸を発生させます。
乳糖が発生させた酸は腸内細菌の栄養になるため、善玉菌が優位な腸内環境を作ることに役立つのです。
ユーグレナ
ユーグレナはワカメや昆布の仲間である藻の一種で、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれており、最近注目のスーパーフードです。
59種類の栄養素の中でもユーグレナには、食物繊維と似た働きをする「パラミロン」という栄養素が含まれています。
パラミロンはユーグレナ独自の成分であり、らせん状の形でたくさんの小さな穴が開いています。
その形を生かし、腸内の不要物を吸収して体外へ排出することができます。
パラミロンの腸内を綺麗にするはたらきにより、腸内環境を整える効果が期待できるのです。
また、ユーグレナを継続摂取することで、悪玉菌のはたらきを抑える酪酸菌の一つであるフィーカバクテリウムが腸内での占有率が上昇する可能性が示されています。
さらに、ユーグレナエキスが善玉菌の一つである乳酸菌のはたらきを活性化させることが確認されています。
以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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仕事で忙しくてなかなか食事をとれないときでも、整腸効果の期待できる飲み物があると心強いですね。
ユーグレナ 鈴木
飲み物なら、腸に良い成分を気軽に摂取することができるので、ぜひ参考にしてみてください。
腸内環境を整えるには生活習慣を改善しよう
老若男女問わず、腸内環境のトラブルを解決する近道は、生活習慣を改善することです。
誰でもすぐ実践できますので、以下の内容を参考に試してみてください。
食生活を見直す
腸内環境を整えるには、規則正しい食生活が大切です。
「朝食を抜く」「夜食を食べる」「間食を繰り返す」といった不規則な食生活は、腸に負担をかけてしまいます。
また、上記で解説したように、悪玉菌は脂肪分を好むため、肉などを中心とする食生活は腸内に悪玉菌を増やしてしまう原因にもなります。
まずは食事の悪習慣を正して、栄養バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。
適度な運動をする
適度な運動は便秘を予防し、腸内環境を整えることに繋がります。
便秘の原因として多いのが、腸の筋力が低下することです。
ウォーキングや腹筋運動など、腸に刺激を与える運動を取り入れることで、排便に必要な腸の筋力を鍛えることができます。
また、お腹をマッサージすることでも腸に刺激を与えることができ、排便が促されます。お腹の調子が悪いときは、空いた時間を見つけて優しくマッサージしてみてください。
腸内環境を整えるには、生活習慣を見直すことが大切なんですね。
ユーグレナ 鈴木
食生活を見直したり、適度な運動をして、腸内環境を改善していきましょう。
まとめ
当記事では、便秘解消にも効果が期待できる、腸内環境の改善におすすめの飲み物について解説しました。
便秘は腸内環境を悪化させる原因になるため、日々仕事で忙しくて健康的な食生活の実現が難しい方も、まずは飲み物で改善を始めてみてはいかがでしょうか。
また、飲み物以外で腸内環境を整えるためには普段の食生活を見直してみたり、適度な運動を取り入れるようにしましょう。
外食が続いてなかなか野菜がとれない人も、スムージーなどを毎日飲んで、食物繊維を補うことができますね。
ユーグレナ 鈴木
手間をかけずに便秘解消効果を期待できるユーグレナも忙しい社会人の方におすすめです。ぜひ一度試してみてください。
監修：鈴木 健吾
（研究開発担当 執行役員）
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名：ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士（農学）学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考 ユーグレナ最強の研究者が語る世界の変え方』（日経BP）など。