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2020.12.02

チーズで免疫力を高めよう!免疫力を上げる栄養素や効果を解説!

チーズ 免疫 脂質

疑問

チーズに免疫力を上げる効果が期待できるっていう話を聞いたんですけど本当ですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!なぜなら、チーズには免疫力を上げる効果が期待される栄養素が含まれているからなんです!

納得

なるほど!チーズに含まれている、免疫力に関連する栄養素ってなんですか?ちなみに、免疫力が上がるかもしれないからってチーズを食べ過ぎるのってよくないですよね・・・?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

食べ過ぎはNGです。今回はチーズと免疫力の関係や、食べる目安の量を解説していきます!

目次
免疫力を上げるチーズの栄養素
チーズを摂取することで得られる効果
チーズの食べ過ぎによる2つの影響
チーズを摂取する目安の量は?
まとめ

免疫力を上げるチーズの栄養素

チーズの栄養成分

そもそもチーズとは乳製品の一つで、乳酸菌や酵素のはたらきによって、乳のたんぱく質(カゼイン)を固めたものです。
そんなチーズですが、免疫力を上げるさまざまな栄養素が含まれています。
どんな栄養素が含まれているのか紹介します。

その他の乳製品である牛乳やヨーグルトに関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください

たんぱく質

筋肉

チーズには多くのたんぱく質が含まれています。
たんぱく質は身体を構成する大事な成分であり、ホルモン・酵素・抗体などの身体のさまざまな機能を調節する栄養素です。
たんぱく質の摂取量が少ないとたんぱく質欠乏症に陥ってしまい、成長障害・体力や免疫力の低下などが起こります。
そのため、たんぱく質をしっかり摂取し免疫力を保つことが必要です。

脂質

脂質

脂質は炭水化物、たんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつで、身体の中でエネルギー源となります。
そのため、脂質が不足すると、エネルギーが足りず疲れやすくなったり、身体の抵抗力が低下したりする可能性があります。
そのため、脂質についてもしっかり摂取することで免疫力を保つことができます。

ビタミン

ビタミン

チーズにはさまざまなビタミンが含まれていますが、その中でもビタミンAとビタミンB2が多く含まれています。

ビタミンA

ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康に保つはたらきがあり、粘膜には外敵から身体を守るために粘膜免疫という機能があります。
粘膜免疫はウイルスなどを身体に入り込まないようにするはたらきがあり、皮膚の粘膜が健康に保たれていないと、粘膜免疫のはたらきが弱まり免疫力が低下してしまうのです。
そのため、ビタミンAを摂取して免疫力を維持するようにしましょう。

ビタミンB2

ビタミンB2は皮膚や粘膜の代謝に関与する栄養素です。
ビタミンB2によって皮膚や粘膜の生成が促進されると、皮膚や粘膜が正常な状態に保たれます。
そのため、ビタミンAと同様にビタミンB2を摂取することで免疫力を保つことができるのです。

ミネラル(カルシウム)

ミネラル

ミネラルとは身体を構成する主要な4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外のものの総称をいいます。
チーズにはカルシウムが多く含まれています。
そして、そのカルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する栄養素です。
また、カルシウムは細胞に出入りし、細胞に情報や命令を伝えています。
カルシウムが不足してしまうと、身体は骨を溶かしてカルシウムを血中に取り出します。
その際に、骨から必要以上にカルシウムを取り出してしまい、免疫細胞を初めとする細胞内ではカルシウム過剰の状態になってしまい、普段より免疫細胞が機能しなくなってしまうのです。
このような背景から、カルシウムを正常に摂取することで免疫力を保つことができます。

納得

こんなにもたくさんの、免疫力を上げる栄養素がチーズにはあるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!積極的にチーズを摂取していきましょう!

チーズを摂取することで得られる効果

カマンベールチーズ

チーズには免疫力を上げることが期待できる、さまざまな栄養素が含まれていました。
しかし、チーズには免疫力を上げることだけではなく、他にも良い効果が期待できます。
それぞれ紹介します。

高血圧予防

高血圧予防

チーズに多く含まれているカルシウムには血圧を下げる効果が期待でき、カルシウムの不足は高血圧となる可能性もあります。
チーズにはカルシウムが多く含まれているので、血圧を気にされている方にもおすすめです。

疲労回復

疲労

ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるはたらきがあり、エネルギーの消費量が多い人ほどビタミンB2を必要とします。
そのため、ビタミンB2が不足しているとエネルギーが足りず、疲労がたまりやすくなってしまいます。
日頃からビタミンB2を意識して摂取することで、疲れにくい身体を目指しましょう。

便秘解消・美肌効果

便秘解消・美肌効果

ビタミンB2には腸内環境を整えるはたらきが期待できます。
腸内環境が整うことで、便秘の改善や予防につながります。
また、便秘などで腸内環境が悪いと腸の中に貯まってしまった便が腐敗し、有害物質が発生してしまいます。
この有害物質は血液を通じて全身に回り、肌へ悪影響が出てしまいます。
そのため、腸内環境が改善されると結果的に肌もきれいに保つことができます。

笑顔

高血圧の予防や疲労回復、良い効果がたくさんあるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!しかしチーズの食べ過ぎにも注意が必要なので次で説明しますね!

チーズの食べ過ぎによる2つの影響

チーズ

チーズには免疫力を上げたり高血圧の予防、疲労回復などさまざまな効果が期待できます。
そのため、チーズをより多く摂取したいと考えるかもしれません。
適切な分量を守って摂取することが肝心です。
チーズを過剰に摂取してしまうと、以下のような悪影響があります。

高血圧

高血圧

先ほどチーズに含まれるカルシウムには血圧を下げる効果が期待できると解説をしました。
しかし、そもそもチーズには塩分が多く含まれており、塩分の摂り過ぎは高血圧の原因となってしまいます。
そのため、チーズを摂取する際には、チーズの塩分や他に食べる物の塩分に気をつけるようにしましょう。
また、厚生労働省では塩分を控える方法として以下の8つを紹介しているので、是非参考にしてください。

1. 漬け物は控える 自家製浅漬けにして、少量に
2. 麺類の汁は残す 全部残せば2~3 g減塩できる
3. 新鮮な食材を用いる 食材の持ち味で薄味の調理
3. 新鮮な食材を用いる 食材の持ち味で薄味の調理
4. 具だくさんのみそ汁にする 同じ味付けでも減塩できる
5. むやみに調味料を使わない 味付けを確かめて使う
6. 低ナトリウムの調味料をつかう 酢・ケチャップ・マヨネーズ・ドレッシングを上手に利用する
7. 香辛料、香味野菜や果物の酸味を利用する こしょう・七味・しょうが・かんきつ類の酸味を組み合わせる
8. 外食や加工食品を控える 目に見えない食塩が多く含まれている。塩干物にも注意する

肥満

肥満

チーズに多く含まれる脂質は身体の中でエネルギーの源となります。
しかし脂質を過剰に摂取してしまうと、中性脂肪となって身体に蓄えられてしまいます。
すると肥満を招き、生活習慣病の原因になってしまいます。

悩む

高血圧に肥満...怖いですね...

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

チーズの食べ過ぎで生活習慣病にならないように気をつけましょう!

チーズを摂取する目安の量は?

サンドイッチ

チーズは適量であれば免疫力が上がったり便秘改善などの効果が期待できますが、摂取しすぎると高血圧や肥満の原因になってしまいます。
ではチーズの摂取の適量はどれくらいなのでしょうか。
チーズの適量の目安として、厚生労働省が作成した食事バランスガイドを紹介します。

食事バランスガイド出典:厚生労働省「食事バランスガイド(基本編)

食事バランスガイドは1日に何をどのくらい食べたらいいかを示しています。
乳製品をチーズで摂取する場合、1日にスライスチーズ2枚としています。

悩む

スライスチーズ2枚...思ったより少ない...

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうですね!摂取し過ぎないように注意しましょう!

まとめ

チーズ

チーズには免疫力を上げる栄養素が多く含まれています。
また、免疫力を上げること以外にも高血圧の予防や疲労回復、便秘の予防の効果が期待できます。
しかし、食べ過ぎは禁物です。
チーズを食べ過ぎてしまうと、高血圧や肥満の原因となってしまうので気をつけましょう。

納得

今日はチーズと免疫力について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、免疫力を上げるためにぜひチーズを摂取してみてください。

笑顔

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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