はまぐりって身体に良いの?はまぐりに含まれる栄養素と期待できる嬉しい効果について解説!
					
					
				
最近はまぐりを食べたんですけど、はまぐりに栄養は含まれているんですか?

ユーグレナ 鈴木
はまぐりには、鉄やビタミンB12などの栄養素が含まれているんですよ!
					
				
そうなんですね!はまぐりについてもっと詳しく教えてください!

ユーグレナ 鈴木
はい!まずははまぐりに含まれている栄養素について解説していきます!
はまぐりって身体に良いの?

以下の表は、はまぐりに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
| 栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 | 
| たんぱく質 | 6.1g | 65g | 
| 炭水化物 | 1.8g | 320g | 
| 脂質 | 0.6g | 50g | 
| 食物繊維 | 0g | 21g | 
| ビタミンA | 9μg | 860μg | 
| ビタミンC | 1mg | 100mg | 
| ビタミンD | 0μg | 8.5μg | 
| ビタミンE | 0.6mg | 6.0mg | 
| カリウム | 160mg | 3000mg | 
| マグネシウム | 81mg | 340mg | 
        ※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
        」を参考に、はまぐり(魚介類/貝類/はまぐり類/はまぐり/生)100gあたりの値を記載しております。
        ※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
        
        日本人の食事摂取基準(2020年版)
        
        」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
        はまぐりは三大栄養素の含有量が低いので、他のおかずや、ご飯、納豆と組み合わせてバランス良く栄養を摂取するようにしましょう。
        また、はまぐりには血液を作る鉄が含まれているため、貧血を予防したい人におすすめです。
					
				
なるほど。はまぐりには三大栄養素があまり含まれていないんですね。

ユーグレナ 鈴木
そうなんです。続いて、はまぐりに含まれる栄養素について詳しく解説していきます!
はまぐりに含まれる栄養素について詳しく解説

はまぐりには、身体に良いさまざまな栄養素が含まれています。
        以下で、具体的にどのような栄養素がはまぐりに含まれているのか解説します。
鉄

はまぐりには、鉄が豊富に含まれています。
        鉄は血液を作るために重要な栄養素です。
        鉄には吸収されやすいヘム鉄と、吸収されにくい非ヘム鉄の2種類があります。
        吸収されやすいヘム鉄は、肉や魚などの動物性食品に多く含まれています。
        血液が不足してしまうと貧血などに繋がるため、肉や魚から積極的に鉄を摂ることが大切です。
タウリン

はまぐりには、タウリンが含まれています。
        タウリンは肝臓や心臓の機能を高めたり、消化器官の中でコレステロールの吸収を抑えるはたらきがあるとされています。
        また、タウリンは水溶性の栄養素です。
        このため、タウリンを効率良く摂取する上で、タウリンが多く含まれている食材を煮て調理した際は、煮汁も一緒に飲んでみるのもおすすめです。
ビタミンB12

はまぐりには、ビタミンB12が含まれています。
        ビタミンB12には、赤血球を正常に生成したり、アミノ酸やたんぱく質の合成を手助けしたりするはたらきがあります。
        そのため、ビタミンB12を摂取することで、赤血球が上手く生成され貧血予防の効果が期待できます。
        また、アミノ酸とたんぱく質の合成により神経細胞を正常に機能させることができるため、手足が痺れるなどの神経障害を防ぐ効果も期待できるのです。
        そして、ここまではまぐりの栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
        ユーグレナには、今回紹介したビタミンB12や鉄などを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
        ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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なるほど、はまぐりにはこれらの栄養素も含まれているんですね!

ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次にはまぐりに期待できる嬉しい効果を紹介します!
はまぐりに期待できる嬉しい効果2選

上記で紹介したように、はまぐりには鉄などの身体に良い栄養素が含まれています。
        以下で、はまぐりに含まれる栄養素にどのような効果が期待できるのか解説していきます。
貧血を防ぐ

はまぐりには、鉄分が含まれています。 
        鉄分は血液を作るのに重要な栄養素の一つです。
        そのため、鉄分を摂ることで貧血を防ぐ効果が期待できます。
        また、上記で紹介したように、鉄分には吸収されやすいヘム鉄と吸収されにくい非ヘム鉄があります。
        そこで、非ヘム鉄を効率良く摂取する上で、非ヘム鉄を吸収しやすくする効果のあるビタミンCも同時に摂るのがおすすめです。
        ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれています。
        貧血になりがちな人は、鉄分とビタミンCを積極的に摂りましょう。
肝機能を高める

はまぐりには、タウリンが含まれています。
        タウリンは肝細胞の再生を促進するはたらきがあります。
        肝細胞は肝臓の6割を占める細胞で、さまざまな栄養素を蓄えたり、栄養素を身体に必要なものに変換し送り出すはたらきがあります。
        また、タウリンには、肝臓で胆汁の分泌を助けるはたらきがあるとされています。
        胆汁は肝臓で作られる液体で、脂肪の分解や脂溶性ビタミンの消化と吸収を助けるはたらきがあります。
        このようにタウリンには肝細胞の再生を促進したり、胆汁の分泌を助けたりと肝臓の機能を高める効果が期待できます。
        タウリンを摂取して、健康的な生活を目指しましょう。
					
				
なるほど!はまぐりにはこれらの効果が期待できるんですね!

ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひはまぐりを食べてみてください!
はまぐりの保存方法

はまぐりを保存する際には砂を抜いておくようにしましょう。
        保存前に砂抜きをするのは、はまぐりが活動的なうちに処理をすることで、砂を吐き出しやすいからです。
        砂抜きをすることで、はまぐりを食べた際に砂が口の中でじゃりっとなってしまうことを防ぐことができます。
        スーパーで売られているはまぐりは、砂抜き済みであるものが多いですが、砂が抜けきっていない可能性があるため、家庭でも砂抜きをすると良いでしょう。
        まず、はまぐりを塩水に浸けて2〜3時間ほど冷蔵庫に入れておくと、中の砂が抜けます。
        そして、水の中で殻同士を擦り合わせると、殻の表面についた砂も落とすことができます。
        砂抜きが終わったら、新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵庫に保存しましょう。
        冷凍する場合は、真空できる袋に入れてください。
					
				
なるほど!はまぐりの保存方法がわかりました!

ユーグレナ 鈴木
はい!では次にはまぐりの美味しい食べ方を紹介します。
はまぐりの美味しい食べ方

上記で、はまぐりの保存方法ついて解説しました。
        せっかくなら、はまぐりを美味しく食べられる調理法も知りたいですよね。
        以下では、美味しいはまぐりの食べ方を紹介します。
お吸い物に入れる

はまぐりのお吸い物は、焼いたりするよりも、はまぐりの旨味を全て出汁ごと味わうことができるため、おすすめの調理方法の一つです。
        はまぐりは、殻の中に砂を含んでいることが多いため、調理前にしっかり砂を流しておきましょう。
        また、はまぐりを火にかけすぎると、中身が固くなったり汁が苦くなったりします。
        そのため、殻が開いたタイミングですぐに鍋を火から下ろすのがポイントです。
バター醤油焼きにする

はまぐりをただ焼くだけでも美味しいですが、バターと醤油で味付けをするとさらに美味しくなります。
        まず、焼いているとはまぐりの口が開くので、上の殻を取り外します。
        そこへ醤油とバターをかけ、さらに熱するだけで出来上がります。
        炭火がなくても、トースターやホットプレートがあれば家でも簡単に焼けるのでおすすめです。
					
				
なるほど!はまぐりには、美味しい食べ方がいくつもあるんですね!

ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひ参考にしてください!
まとめ

当記事では、はまぐりに含まれている栄養素や、はまぐりに期待できる嬉しい効果について解説しました。
        はまぐりには貧血を防ぐ効果などが期待できることをご理解いただけたかと思います。
        皆さんもぜひ、さまざまな栄養素が含まれているはまぐりを食べてみてください。
					
				
今日ははまぐりについて教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにもぜひはまぐりやユーグレナを食べてみてください。
					
				
はい、ありがとうございます!

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。