パイナップルって身体に良いの？パイナップルに含まれる栄養素と期待できる嬉しい効果について解説！　

パイナップルって身体に良いの？

以下の表は、パイナップルに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。

※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース 」を参考にパイナップル（果実類/パインアップル/生）100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「 日本人の食事摂取基準（2020年版） 」を参考に、成人男性（18~29歳）の1日の値を記載しております。
パイナップルは、三大栄養素の含有量が低いので、パイナップルだけで主要な栄養素の推奨量を摂取するのはむずかしいといえます。
ですが、パイナップルには、たんぱく質を分解し、消化吸収を助けるはたらきがあるブロメラインや、抗酸化作用があるビタミンCが含まれているのです。

パイナップルに含まれる栄養素について詳しく解説

上記で紹介した主要な栄養素以外にも、パイナップルには身体に良い栄養素がいくつか含まれています。
以下で、パイナップルに含まれている栄養素について解説します。

パイナップルに期待できる嬉しい効果2選

上記で紹介したように、パイナップルにはビタミンCなどの身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、パイナップルに含まれる栄養素にどのような効果が期待できるのか解説していきます。

パイナップルの保存方法

パイナップルを保存する際は、冷蔵庫の野菜室など高温と直射日光を避けた場所に保存しましょう。
保存する際に、パイナップルの葉っぱの部分を切り落としておくと、冷蔵庫内で幅を取らずに保存することができます。
根本を残さず切り落としたり、手で葉っぱをもぎ取ってしまうと果肉も一緒にえぐれてしまうことがあり、そこから傷む可能性があるため、注意が必要です。
また、パイナップルはバナナのように収穫後に熟して甘くなるということはないので、基本的には長期保存はせず、新鮮なうちに食べるようにしましょう。

パイナップルを食べる際の注意点

身体に良い栄養素が含まれているパイナップルですが、パイナップルによる口腔アレルギーには注意が必要です。
口腔アレルギーとは、生野菜や果物に含まれるアレルギーの原因物質が口の中の粘膜に触れて起こるアレルギー反応です。
生野菜や果物のアレルギー物質は花粉のアレルギー物質と構造が似ているので、花粉症の人が生野菜や果物を食べたときに口腔アレルギーが発症する可能性があります。
口腔アレルギーを発症すると、唇や舌、口の中やのどに、かゆみやしびれなどがあらわれ、多くは食後しばらくすると自然に収まります。
パイナップルのアレルギー物質はシラカバのアレルギー物質と似ているため、シラカバの花粉アレルギーを持っている人は、パイナップルによる口腔アレルギーを発症しやすい傾向があります。
また、ゴム手袋の内側にはラテックスという滑りをよくする素材があり、ラテックスのアレルギーを持っているとゴム手袋をした際に手が痒くなるという場合があります。
そして、実はラテックスとパイナップルのたんぱく質の構造は似ているため、ゴム手袋で手が痒くなる人は、パイナップルを食べた際にアレルギー反応が出ることもあるようです。

まとめ

当記事ではパイナップルに含まれている栄養素や、パイナップルに期待できる嬉しい効果について解説しました。
パイナップルには美肌効果などが期待できることを理解いただけたかと思います。
皆さんもぜひ、さまざまな栄養素が含まれているパイナップルを食べてみてください。