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子供はインフルエンザに感染しやすい?感染の原因や感染させないために意識すべきことについても解説!

メインイメージ

疑問

子供がよくインフルエンザにかかるイメージがあるんですけど、子供のほうがインフルエンザにかかりやすいんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!子供は大人と比較すると、抗体のはたらきが弱く免疫力が低いため、インフルエンザに感染しやすい傾向があるんですよ。

納得

そうなんですね!インフルエンザについて、もっと詳しく教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!まずはインフルエンザが感染する原因について解説していきます!

子供がインフルエンザに感染する原因

くしゃみする子ども

インフルエンザは、咳やくしゃみによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手で鼻や口元に触れることが原因で感染します。
インフルエンザは12月頃から流行しはじめるため、冬の乾燥した空気によってより感染しやすい点も特徴です。
子供は大人と比較すると、抗体のはたらきが弱く免疫力が低いため、インフルエンザに感染しやすい傾向があります。
また、インフルエンザは学校伝染病に指定されており、小学校などで学級閉鎖が多発してしまうことも少なくありません。
インフルエンザは上述したように感染力の強いウイルスなので、予防接種などでインフルエンザを予防することが大切です。

納得

なるほど!インフルエンザは感染力が強いんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。次に、子供がどの程度インフルエンザに感染しやすいのかを、患者の年齢構成から解説します!

子供はインフルエンザにかかりやすい?

マスクをした子供

東京都感染症情報センターの調査で、インフルエンザ患者の年齢構成が発表されています。
出典:インフルエンザ患者の年齢構成(東京都感染症情報センター) 上記のデータから、コロナウイルスが流行した2021〜2022年度を除き、ほぼ毎年14歳までの子供がインフルエンザに多く感染していることがわかります。
特に13歳未満の子供は免疫力が低く、抗体ができにくいため、インフルエンザの予防接種を受けさせることが大切です。

納得

なるほど。子供はインフルエンザに感染しやすいんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。次に、インフルエンザの予防接種について解説します!

子供にインフルエンザの予防接種を受けさせよう!

予防接種

上記で解説したように、免疫力の低い子供にはインフルエンザの予防接種を受けさせることが大切です。
子供のインフルエンザの予防接種は、生後6ヶ月から可能になります。
インフルエンザの予防接種の回数は、13歳未満の子供は2回、13歳以上の場合は1回です。
予防接種による抗体は、2週間後にできはじめます。
そのため、2回目の予防接種は1回目の接種から2週間経過した後に受けることができます。
13歳以上であっても、持病などの理由で医師から2回の予防接種を勧められる場合もあります。
また、インフルエンザが流行する時期は、12月から4月頃です。
13歳未満の子供はインフルエンザの予防接種を2回受ける必要があるため、11月上旬に1回目の接種を終えることをおすすめします。

納得

なるほど。インフルエンザの予防接種の回数は、年齢によって異なるんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。次に、子供がインフルエンザに感染した時の食事について解説します!

子供にインフルエンザを感染させないために意識すべきこと

マスクをした家族

上記では、子供のインフルエンザの予防接種について解説しました。
以下では、子供にインフルエンザを感染させないために意識すべきことについて解説していきます。

手洗い、うがい

手洗い

手洗いやうがいをすることで、手や喉に付着したインフルエンザウイルスを除去することができます。
ウイルスが付着した手で鼻や口元を触ってしまうと、インフルエンザウイルスが体内に侵入しやすくなります。
そのため、食事前や帰宅時には、子供に手洗いとうがいをさせるようにしましょう。
また、アルコール消毒もウイルスの除去に効果的です。

こまめな換気

換気

家族がインフルエンザのウイルスを持っている場合に、窓を一日中閉め切ってしまうと、部屋中にウイルスが蔓延してしまいます。
こまめに換気をして空気を入れ替えることで、インフルエンザの感染のリスクを下げることが可能です。
家庭内に感染者がいなくても、インフルエンザのウイルスを外から持ち込んでいる場合もあるため、こまめに換気をするようにしましょう。
また、空気が乾燥していると、インフルエンザの感染リスクが高まります。
そのため、濡れタオルを干したり、加湿器を使用したりすることで湿度を上げることも大切です。

部屋の湿度を上げる

加湿器

湿度が下がると喉が乾燥しやすくなるとともに、インフルエンザのウイルスが活発に動くようになります。
そのため、部屋の湿度を上げることで、インフルエンザの予防効果が期待できます。
加湿器を使用したり、水で濡らしたタオルを部屋で干すことで、室内の湿度を上げることが可能です。
特に、エアコンやストーブを使用する際は湿度が下がりやすいので注意しましょう。

マスク

マスク

インフルエンザにかからないようにするためには、インフルエンザウイルスが身体に入り込まないようにすることが大切です。
ウイルスは、風邪を引いている人が咳やくしゃみをして飛び散ったウイルスを、のどや鼻から吸い込むことで感染します。
したがって、マスクをしてウイルスがのどや鼻から吸い込むことをできるだけ防ぎましょう。
ただし、マスクをしてもインフルエンザを予防する効果は限定的ともされています。
なぜならば、顔とマスクとの間に隙間がありそこからウイルスが侵入してしまうこともあるからです。
そのため、マスクをするだけでなく、上で紹介した他の予防方法も合わせて実践しましょう。

納得

なるほど!子供にインフルエンザを感染させないためには上記のようなことを意識すれば良いのですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!ぜひ参考にしてください!

子供がインフルエンザに感染した際は?

熱がある子供

上記では、子供をインフルエンザに感染させないために意識すべきことについて解説しました。
以下では、子供がインフルエンザに感染した際にどうすれば良いのかについて解説していきます。

病院へ連れていく

診察の様子

子供にインフルエンザを疑う症状が現れた場合は、すぐに病院へ連れていきましょう。
インフルエンザは、抗体検出キットですぐに検査をすることができ、その日のうちに検査結果が出ます。
インフルエンザは重症化しない限り5日程度で症状が自然に良くなりますが、タミフルやリレンザなどの薬を飲ませた方が、倦怠感などの辛い症状を抑えることができます。
また、インフルエンザに感染した子供が学校に行けるのは、発症から5日が経過し、解熱した2日後です。

栄養バランスの良い食事

スープ

子供がインフルエンザに感染した際は、栄養バランスの良い食事をとらせるようにしましょう。
療養中は胃腸が弱っていることもあるため、おかゆやスープなどの消化しやすい物を食べさせることがおすすめです。
おかゆやスープの具材として、野菜や卵、肉、魚などを入れることでバランスよく栄養を摂取することができます。
また、食欲がなくて全く食べられない場合でも、脱水症状を防ぐために水分補給は必ずさせるようにしましょう。
そして、インフルエンザウイルスの増殖を抑えるには、ユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには身体に良い59種類の栄養素がバランスよく含まれています。
また、ユーグレナがインフルエンザウイルスの増殖を抑制した研究結果について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

しっかりと睡眠をとらせる

眠る子供

インフルエンザに感染すると、高熱や倦怠感などの症状で子供の体力は奪われてしまいます。
療養中はしっかりと睡眠をとらせ、安静に過ごすことが大切です。
睡眠をとることで、体力の消費を抑えることができます。
高熱で子供がなかなか寝つけない場合は病院で処方された解熱剤を使ったり、汗が出ている際は水分補給をさせるなどの処置をしてみましょう。

納得

なるほど。子供がインフルエンザに感染した時は、まず病院へ連れていくことが大切なんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。症状を和らげるためにも、病院で薬を処方してもらいましょう!!

まとめ

白衣を着た子ども

当記事では、子供がインフルエンザに感染する原因や、感染させないために意識すべきことについて解説しました。
子供は免疫力が低いためインフルエンザに感染しやすいことや、感染させないように手洗いうがいなどの意識が大切であることを理解いただけたかと思います。
インフルエンザは感染力が高いため、しっかり予防しましょう。

納得

今日は子供がインフルエンザに感染する原因や、感染させないために意識すべきことについて教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、子供の免疫力を高めるためにも感染対策をしたり、ユーグレナで栄養を摂取させたりしてみてください!

笑顔

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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