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水に含まれる栄養素は?身体でのはたらきや適切な摂取量を解説!

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疑問

水に栄養素は含まれているんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

水にはナトリウムやカルシウムなどのミネラルが含まれています!

納得

そうなんですね!水についてもっと教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!まずは水に含まれている栄養素について解説していきます!

水に含まれる栄養素

栄養素

普段私たちが飲んでいる水には、水道水とミネラルウォーターの2種類があります。
この2つの水の違いは塩素で、水道水の場合は処理の過程で塩素が加えられているのに対して、ミネラルウォーター等には塩素が含まれていません。
この2種類の水には共通してミネラルと呼ばれる栄養素が含まれています。
それでは、水道水やミネラルウォーターに含まれているミネラルについてさらに詳しく解説していきます。

ナトリウム

ナトリウム

ナトリウムはカリウムとともに体内の水分バランスや細胞外液の浸透圧を維持するはたらきがあります。
また、他のミネラルが血液中に溶けるのを促進させるはたらきもあり、正常な成長には不可欠なミネラルになっています。
基本的にはナトリウムは食塩で摂取することが多く、欠乏することはほとんどありません。
しかし、過剰に摂取してしまうと血圧が上がったり、身体がむくんだりしてしまいます。

カルシウム

カルシウム

水にはカルシウムが含まれています。
カルシウムは骨や歯を形成する大切な栄養素です。
このため、カルシウムが不足すると、骨粗しょう症になったり、歯がもろくなってしまう可能性があります。

マグネシウム

マグネシウム

水にはマグネシウムが含まれています。
マグネシウムはカルシウムなどと一緒に骨を形成している栄養素です。
そのため、カルシウムが不足すると骨の形成に良くない影響が生じる可能性があります。
また、水は軟水、硬水に分かれます。
この軟水と硬水の違いは含まれるカルシウムとマグネシウムの量が関係しています。
カルシウムとマグネシウムの含有量は硬度といい、世界保健機関(WHO)の基準では、硬度120mg/l未満が軟水、120mg/l以上が硬水とされています。
日本での水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水になっています。
硬水は独特の口当たりがあり、飲みにくいと感じる人やお腹の調子を崩してしまう人もいます。

カリウム

カリウム

水にはカリウムが含まれています。
カリウムは余分な塩分を排出するはたらきがあり、塩分の摂りすぎなどを調整してくれることにより、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。
カリウムは多くの食べ物に含まれているため、日常生活を送っている中で健康に悪影響が出るほど不足することはありません。
しかし、厚生労働省が発表した日本人のカリウムの1日当たりの食事摂取基準に、同じく厚生労働省が発表した日本人のカリウムの1日当たりの平均摂取量は届いていません。
ですので、高血圧が気になる人は、少し意識してカリウムを摂取するよう心がけましょう。
そして、ここまで水の栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、今回紹介した栄養素全てを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

 

納得

水にはこれらの栄養素が含まれているんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです、続いて、水が身体でどんなはたらきをしているのか紹介していきます。

身体の中での水のはたらき

水のはたらき

水には上で紹介したようなさまざまなミネラルが含まれています。
では、水は身体の中でどのようなはたらきをしているのか紹介します。

体温の調節

体温の調節

水は温まりにくくて冷めにくいという性質を持っています。
そして、人間の身体は約60%が水分を占めていて、周囲の温度変化による影響を受けにくく、体温の維持に役立っています。
また、水は蒸発するときに熱を奪う性質を持っていて、汗をかいたときに皮膚から汗が蒸発することで熱が奪われ、体温の上昇を防ぐなどの役割があります。
特に夏などの暑い季節は汗で水分を必要とするので、水分補給を欠かさないようにしましょう。

酸素や栄養の運搬

栄養

人間の血液の主成分は水です。
そして、血液は酸素、栄養素、ホルモンなどを身体の隅々まで運ぶ重要なはたらきがあります。
そのため、水分が不足してしまうと血液の循環が悪くなり、さまざまな身体の不調につながってしまいます。
しっかりと水分を摂って健康な身体を目指しましょう。

老廃物の排出

老廃物の排出

水は身体の中の老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという役割もあります。
血液は、身体に大切な酸素や栄養素を身体の隅々まで運ぶとともに、代謝によって生じた老廃物を集めて運搬する役割もあります。
集めた老廃物は腎臓に集められ、多量の水とともにろ過されて、尿として体外に排出されるのです。
しっかりと水分を摂って、身体の老廃物を体外へと排出するようにしましょう。

納得

水にはこんな大切な役割があったんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。水分が不足してしまうとさまざまな身体の不調につながってしまうので気をつけましょう!

水の摂取量

水の摂取量

水は身体の中で大切なはたらきをすることを説明しました。
では、水はどのくらいの量を摂取すれば良いのでしょうか。
厚生労働省によると、1日の水分摂取量は2.5Lとしています。
ただし、これは1日に2.5Lの水を飲んだ方が良いということではありません。
まず体内で栄養素がエネルギーになるときに生成される「代謝水」というものがあり、代謝水は1日に300ml作られます。
また、食事からも水分を摂取していて、1日におよそ1L摂取しています。
そのため、残りの1.2Lは水を飲むことで1日に必要な水分量を確保するようにしましょう。

納得

なるほど、1日に1.2Lの水を飲むようにすれば良いんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!不足しないように気をつけましょう!

まとめ

水

当記事では、水に含まれている栄養素や、身体の中での水のはたらきについて解説しました。
水には体温調節や老廃物の運搬などの役割があることを理解いただけたかと思います。
そのため、1日に1.2Lを目安に水を飲むようにしましょう。

納得

今日は水について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、健康のために1.2Lを目安に水を飲んだり、ユーグレナを飲んでみてください!

納得

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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